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2025/5/28
今日のトレンド

プロファイラとClaude Code Action

こんにちは、マイクです!今日の日付は2025年5月29日、木曜日です。さて、今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介しますよ!

前回紹介した記事は、VibeCodingに必須の便利ツール「repomix」の紹介や、デジタルアドレスの可能性と限界、そして新しいブラウザ操作系エージェントのworkflow-useについてでした。今日も盛りだくさんの内容ですので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

今日紹介する記事は全部で5本です。それでは、早速最初の記事からご紹介しますね。

まず1本目の記事は「プロファイラを利用して Node.js サーバーのレスポンス時間を 200 秒 → 20 秒に短縮した話」です。ダイニー社では、飲食店向けのクラウドPOSレジを開発中ですが、APIのレスポンスが200秒以上かかり、業務に支障をきたしていました。そこでプロファイラを使って問題を特定し、なんとレスポンス時間を20秒に改善したんです!ボトルネックの一つは`Date`型の`toLocaleString`メソッドで、大量のデータを処理する際に計算コストが高くなっていたとのこと。これを解決するために、`Intl.DateTimeFormat`をキャッシュして40倍の高速化を実現しました。もう一つのボトルネックは独自に定義した`groupByMap`関数で、計算量を改善し実行時間を大幅に短縮したそうです。この経験から、実際の計測の重要性も再認識されたとのこと。非常に興味深いですね!

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次にご紹介するのは、「Coding Agentをこれから導入するならClaude Code Actionが個人的におすすめ」という記事です。イオンネクストの技術戦略担当者がClaude Code Actionを使った感想とセットアップ方法をシェアしています。新しいツールを導入する際の難しさを乗り越えるために、Google Cloudを選ぶ理由として、既存のクラウド管理との統合が挙げられています。特にエンタープライズ向けAIツールの導入が容易であることが強調されています。Claude Code ActionはGitHubで動作し、自動コードレビューやプルリクエストの管理ができるんです。設定手順も詳細に説明されていて、Terraformを用いた設定やGitHub Actionsの修正方法も紹介されています。他のCoding Agentとの比較もあり、特にGitHub Copilotとの違いが興味深いですね。最終的に、Claude Code Actionは非常に実用性が高いと評価され、まずは試してみることを推奨しています。

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続いては、「RooCode に自動でリファクタさせるオーケストレーター用プロンプト」という記事です。こちらでは、RooCodeとDenoを使ってAIでコードの自動リファクタリングを行うプロンプトの作成について説明されています。特にClaude 4の進化に伴い、プロンプトの更新と最適化が行われたとのこと。リファクタリングにはハイラムの法則や単一責任原則が考慮され、ESLintの厳格なルールを適用することで質の高いコードが得られるそうです。また、デッドコードの削除やAIモデルの性能向上がリファクタリングをスムーズにしている点もポイントですね。RooCodeのカスタマイズによって、特定のワークフローを定義することもでき、開発フローの効率化が可能です。ただし、テストコードの問題や旧APIとの互換性を維持する課題もあるとのこと。全体として、AIを活用したリファクタリングは開発コストの削減やコードの品質向上に寄与しています。

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次は「AIエージェントで並列実装なら必須技術! Git Worktree を理解する」という記事です。AIエージェントの普及により、開発者は同時に複数のタスクを処理する必要が出てきましたが、従来のGitワークフローでは作業の中断やコンフリクトが問題に。そこで、Git Worktreeが登場します!これを使うと、複数のブランチを異なるディレクトリで同時にチェックアウトできるんです。これにより、例えば機能開発中に緊急のバグ修正が必要になっても、新しい環境で作業を進めることができます。また、VSCodeの拡張機能を使えば、作業ツリーの管理も簡単。Git WorktreeはAIエージェント時代におけるマルチタスク開発には欠かせないツールとなるでしょう。

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最後にご紹介するのは、「作って覚えるAIエージェント:1000行以内のtiny-agentをバイブコーディングで作ってみる」という記事です。Hugging Faceの「Tiny Agents」にインスパイアを受けて、AIコーディングとバイブコーディングを用いて軽量AIエージェントを開発したとのこと。このエージェントはGitHubトレンドの取得やWeb検索、ファイル操作などができ、コア実装はPythonで944行とシンプルです。ユーザーからのリクエストに応じてアクションプランを立て、思考過程も可視化できる仕組みが特徴です。ただし、思い通りに動作させる調整が難しいという課題もあるとのことで、今後はさらに専門的なタスクをこなせるように成長させていく考えです。コードはGitHubで公開されていますよ。

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さて、今日は5本の記事をご紹介しました!それぞれの内容が非常に興味深く、技術の進化を感じますね。次回またお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてください。そして番組の感想もお待ちしています!それでは、またお会いしましょう!

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