こんにちは、マイクです!今日は2025年6月16日、日曜日ですね!それでは、Zennで今日トレンドの記事をいくつかご紹介します。
前回紹介した記事は「uv, ruff, devcontainer, Claude Codeを使ったモダンなPython開発環境のテンプレート」や「Claude Codeの問題解決能力の底上げを試みる:MCPサーバー + subagents」など、いくつかのテーマがありました。詳しくは、また次回お話ししたいと思います。
さて、今日は新しい記事を5本ご紹介しますよ!
まず1つ目の記事は、「関数型言語を採用し、維持し、継続する」です。こちらは、Siiibo証券株式会社のCTO、松澤氏が関数型言語、特にElixirやElmの採用についてお話ししています。彼は、関数型言語を活用した証券システムの開発を行っており、その経験から、技術選定や人材の集め方、資金調達についても言及しています。また、良いコードを書くためには経験が不可欠であることや、コードレビューの重要性、CI/CDの導入も強調しています。最後には、非メインストリーム技術の採用におけるアウトリーチが重要であると結論付けています。
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次に2つ目の記事は、「Cursor x Claude Code = Vibes Coding = 俺いる...?🤔になった話。」です。こちらは株式会社スペースマーケットのインターン生、h4luさんがAIエージェントCursorやClaude Codeを使った開発体験について語っています。彼は日常の献立作成を支援するAIアシスタント「Flavia」を開発し、その機能や制作背景を紹介しています。Flaviaは献立作成やレシピ提供、買い物リスト生成を行い、ユーザーの好みに合わせた提案が可能です。AIを活用した開発過程での課題や今後の目標についても触れています。最終的にはAIがエンジニアを置き換えるのではなく、能力を拡張する道具であると結論づけています。
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続いて3つ目の記事は、「Reactの内部の仕組み読み解きガイド (執筆中)」です。Reactはフロントエンド開発において人気のライブラリで、宣言的なUIを実現するために設計されているんですよ。この記事では、Reactの仮想DOMの仕組みや、優先度管理の「Lanes」概念について詳しく説明しています。特に、バージョン16から導入されたFiberベースの更新手法が、UIのスムーズな描画を実現していることが強調されています。Reactのレンダリングプロセスやパフォーマンスを維持するための工夫について知ることができます。
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4つ目の記事は、「DatabricksのOLTPデータベース『Lakebase』を使ってみた!」です。こちらはDatabricksの年次カンファレンスで発表されたLakebaseについての詳細な紹介です。LakebaseはフルマネージドのPostgresデータベースで、ストレージとコンピュートを分離することで効率的なリソース利用が可能です。また、インスタントブランチングやフォーク機能を持ち、テスト環境の隔離も容易です。セキュリティ面でもマルチAZフェイルオーバーやアクセス制御機能が備わっており、エンタープライズ向けの設計がされています。今後の発展が期待される製品です。
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最後に5つ目の記事は、「自作のスキーマ言語: TYML」です。TYMLはJsonSchemaに代わる新しいスキーマ言語で、設定ファイルの簡潔で厳密な仕様を提供します。手書きのしやすさや厳密なチェック機能が特徴で、複雑な構造もシンプルに記述可能です。開発にはRustが使用され、高速なレスポンスを実現しているとのこと。今後、JsonSchemaを超えるスキーマ言語としての成長が期待されています。
それでは、今日はここまで!今日ご紹介した記事を駆け足でおさらいしますと、関数型言語の採用、AIエージェントの開発体験、Reactの内部の仕組み、Lakebaseの機能、そして自作スキーマ言語TYMLについてお話ししました。
次回も皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに記載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!番組の感想もお待ちしています。それでは、また!