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2025/7/20
今日のトレンド

Kiro Agent SteeringとGo CLI

こんにちは、マイクです!今日は2025年7月21日、日曜日ですね。今日も「zenncast」にお付き合いありがとうございます!今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介しますよ。

さて、前回紹介した記事は「Kiroの仕様書駆動開発プロセスをClaude Codeで徹底的に再現した」というタイトルでしたね。この内容は、Kiroの仕様駆動開発について詳しく知りたい方にとって、すごく役立つ情報が詰まっていました。

それでは、今日の内容を紹介していきますね!今日は全部で5つの記事をお届けしますよ。

まず1つ目の記事は、「KiroのAgent Steeringの仕組みが良いと思った話」です。こちらの記事では、AWSのAIエディタ「Kiro」がリリースされた背景や、仕様駆動開発について詳しく解説されています。Kiroの特徴的な機能である「Agent Steering」についても触れられていて、プロジェクトに関連する永続的なコンテキストを提供する仕組みが紹介されています。具体的には、`.kiro/steering/`というディレクトリ内にMarkdownファイルを作成し、プロジェクトの概要や技術スタックを整理することができるんです。これにより、AIエージェントのコーディングに必要な情報を効率的に管理できるようになりますよ。

また、カスタムのSteeringファイルを作成することで、特定のドメインに焦点を当てた管理ができるのも魅力的ですね!現在KiroはPreview版のため、安定性にはまだ課題がありますが、今後の発展が楽しみです。エンジニアの皆さんにとって、新しい開発手法を提供するツールとして期待が寄せられています。

それでは、次の記事に移りますね!...

2つ目の記事は「Go で CLI を配布する際にライブラリのライセンス文書も含める」です。この内容では、Goで開発したCLIをOSSとして公開する際に、依存ライブラリのライセンス文書を同梱する重要性が語られています。特に、MITやBSD-3などのライセンスでは、バイナリ配布時にライセンス文書を同梱する義務があるため、依存ライブラリのライセンスを確認する必要があります。

著者の方は、Googleの「go-licenses」というツールを使用して、ライセンスの確認と文書生成を行っているそうです。このツールを活用することで、依存ライブラリのライセンスをリスト化し、必要なライセンス文書を出力できるんですね。また、GoReleaserと組み合わせてリリース時にライセンス文書を含める方法も紹介されています。

ライセンス管理は非常に重要なテーマで、特にCLI開発者には欠かせない知識ですよね。しっかりとライセンス文書を配布することで、後々のトラブルを避けることができます。それでは、次の記事へ行きましょう!...

3つ目の記事は「脆弱性を探しに行って見つけた話」です。著者は、Rustで開発されたオープンソースソフトウェアをターゲットにして、既知の脆弱性を探す過程をレポートしています。特に、bytecodeallianceのWasmtimeプロジェクトに注目し、WASIのファイルシステムの実装について調査を行ったそうです。

ターゲット選定の際には、慣れ親しみやすさや影響力を意識し、RUSTSECやGitHub Advisory Databaseを活用して既知の脆弱性を特定。Wasmtimeのコードレビューを進めた結果、`fd_renumber`関数におけるメモリ管理に課題が見つかりました。この経験から、著者は脆弱性を見つけるのは意外と簡単で、局所的な情報からも重要な発見ができることを学んだと語っています。

このような取り組みは、セキュリティの向上に寄与する大切な作業ですね。それでは、次の記事に行きますよ!...

4つ目の記事は「クラウドの日本語TTSをいろいろ試す」です。著者は、日本語のテキスト音声合成サービスを比較し、特に自然な音声と応答速度に焦点を当てた内容です。比較対象には、Gemini、OpenAI、AzureのSpeech Service、にじボイスが含まれており、それぞれの性能を測定した結果が紹介されています。

応答性能では、Azureが特に優れた速度を示し、にじボイスが最も自然な音声で評価されました。料金体系についても触れられており、GeminiやOpenAIはトークンベース、Azureとにじボイスは文字数課金となっています。著者は、リアルタイム利用においてはGeminiがまだ不向きとの見解も示しており、サービス選びの参考になりますね。それでは、最後の記事に行きましょう!...

5つ目の記事は「E2E自動テストの実行時間を半分にして開発者体験をアゲた話」です。こちらの記事では、QAエンジニアがE2E自動テストの実行時間を短縮する取り組みについて報告しています。従来は平均30分以上かかっていたテストフローを見直し、環境の安定化と並列実行を行うことで、なんと平均実行時間を約17分に短縮したんです!

この取り組みは開発者体験の向上に大きく寄与しており、イネーブリングチームの協力があったことも強調されています。定期的なモニタリングやフローの見直しを行うことで、今後もパフォーマンスを維持していく意向が示されています。素晴らしい取り組みですね!

さて、今日は5つの記事を駆け足でおさらいしました。Kiroの機能やGoのライセンス管理、脆弱性の探求、日本語TTSの比較、そしてE2E自動テストの改善についてお話ししました。次回またお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひご覧ください。また、番組の感想もお待ちしています。それでは、またね!

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