こんにちは、マイクです!今日は2025年7月19日、土曜日です。今日も「zenncast」にようこそ!今日はZennでトレンドになっている記事をいくつかご紹介しますよ。
さて、前回紹介した記事ですが、今回は特に触れませんので、さっそく今日の内容に移りましょう!
今日は5つの記事をご紹介します。まずは1つ目の記事です。
1つ目の記事は、「KiroとClaude Codeの組み合わせで開発の質と速度を両取りできた」というタイトルです。
Kiroは対話形式で詳細な要件書や設計書を作成することができる一方、実装速度が遅いという特徴があります。これに対して、Claude Codeは高速な実装が可能ですが、曖昧な指示に対して手戻りが発生しやすいという課題があります。この二つをうまく組み合わせることで、質の高い要件に基づいた高速な開発が実現できたのです。
例えば、Kiroで作成した要件書をClaude Codeに渡すことで、太陽系シミュレータの設計から実装までをスムーズに進めることができました。具体的には、Kiroで惑星の公転を3Dで視覚化するシミュレーションツールの詳細を定義し、その設計書をClaude Codeに読み込ませることで効率化が図られました。
このように、KiroとClaude Codeの組み合わせにより、要件定義から実装までのプロセスが効率化され、質と速度の両方を確保できるということが期待されているのです。
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さて、続いて2つ目の記事です。「Amazon S3 Vectorsで激安RAGシステムを構築する」というタイトルです。
2025年7月15日にAWSが新たに発表した「S3 Vectors」は、ベクトルの保存とクエリをネイティブにサポートする初のクラウドオブジェクトストアです。この機能により、低コストでベクトルインデックスを構築でき、従来の高コストなRAGシステムに代わる選択肢が生まれました。
特に、個人でも手軽に利用できる点が魅力です。具体的には、「メイドインアビス」という作品に関連する情報をベクトル検索で取得できるRAGシステムの構築が行えるとのこと。AWSコンソールから新しいベクトルバケットとインデックスを作成し、PythonのAWS SDKを使ってテキストデータをベクトルとして追加することができます。
また、ユーザーからの質問に応じて情報をXML形式に変換し、チャットボットとして回答を生成する機能も実装されています。このように、S3 Vectorsは非常に便利な機能を持っているので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
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続いて3つ目の記事です。「ずっと欲しかったRustのWebAPIテストフレームワークを個人開発している話」というタイトルです。
筆者はアメリカのIT企業でRustを使ったWebAPI開発に従事しており、長年にわたりWebAPIのテスト自動化に取り組んできました。Rustを選んだ理由は、安全性、生産性、速度の3つで、特にメモリ安全性や強力な型システムが開発の効率を高めているとのことです。
最初はPostmanを利用していましたが、可読性や保守性の面で限界を感じ、独自のテストフレームワークを作成することにしました。現在開発中のフレームワークは「tanu」と名付けられ、tokio非同期ランタイム上で動作します。
このフレームワークは、簡潔にテストを記述できるほか、CLI・TUIでの実行、複数のプロジェクト設定など、多くの機能を搭載しています。将来的にはgRPCやGraphQLのサポートも検討されており、非常に楽しみなプロジェクトです。
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続いて4つ目の記事です。「Unison 言語から、「次」の言語を考察したい」というタイトルです。
著者はUnisonという新しいプログラミング言語に興味を持ち、その特性を探求しています。この言語は、従来のプログラミング言語とは異なり、ファイルシステムやエディタに依存しない新たなコード管理とバージョン管理を提供します。
Unisonの特長には、純粋関数型言語であることや、エフェクトシステムの導入などがあり、型チェックとバージョン管理の統合も行われています。これにより、コードの整合性が保たれ、変更履歴も明確になります。
インストールは簡単で、最初のプロジェクトを作成する際には、UCMを起動し、簡単なコードを書く流れが示されています。著者はUnisonを通じて、プログラミング言語の表現が人間向けに依存せず、AIに適した構造化データとして管理できる可能性を考察しています。
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そして最後に5つ目の記事です。「最新のAI駆動開発ツール「Kiro」を徹底解説!!」というタイトルです。
「Kiro」は、AWSが開発した最新のAI駆動開発ツールで、生成AIを用いたコードエディターです。現在は無料で利用可能ですが、動作が不安定な場合もあるようです。このツールの大きな特徴は「Spec」モードで、要件定義や設計を通じてシステム開発を行います。
Kiroには「Vibe」と「Spec」という2つの開発スタイルがあり、Vibeではアイデアを即座に試すことができるのに対し、Specは詳細な計画に基づいて開発を進めることができます。デモでは、AIエージェントの動作や自動処理の実演が行われ、Kiroの柔軟性と高機能性が際立っていました。
著者は、Kiroが高品質な開発プロセスをAIに取り込むための有用なツールであると評価し、今後の発展に期待を寄せています。
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さて、今日はここまでです!今日ご紹介した記事を駆け足でおさらいしますね。KiroとClaude Codeの組み合わせ、AWSのS3 Vectors、RustのWebAPIテストフレームワーク、Unisonの特性、そして最新のAI駆動開発ツール「Kiro」についてお話しました。
次回お会いできるのを楽しみにしていますよ!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。また、番組の感想もお待ちしています!それでは、素敵な一日をお過ごしください!