こんにちは、マイクです!今日は2025年6月28日、土曜日ですね。今日も「zenncast」をお楽しみいただきありがとうございます!今日はZennでトレンドになっている記事をいくつか紹介しますよ。
それでは、早速今日の内容に移りましょう!
まず、今日は5本の記事を紹介します。
1つ目の記事は「React Inkによるリッチ CLI(ClaudeCodeの裏側のアレ)」です。React Inkは、CLI(コマンドラインインターフェース)をリッチにするためのライブラリで、Reactのカスタムレンダラーとして機能します。この技術を使えば、ターミナル上で動作するアスキーアートのUIを作成できるんです。Yogaというレイアウトエンジンが利用されており、Webの`display: flex`と同様に、レイアウト計算が可能となっています。著者はこの技術を使ってターミナルゲームを開発し、自動進行のバトルシステムやインベントリ管理機能の実装について触れています。AI関連のCLIツールや開発ツールでも広く活用されており、CLIの開発が進む背景にはAIとの相性の良さがあります。ターミナルの制約が創造性を刺激し、新たな開発ツールとしての注目が集まっています。
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2つ目の記事は「AnthropicのDesktop Extensions(DXT)完全ガイド:ローカルAIアプリケーションの新時代」です。Anthropicが発表したDesktop Extensions(DXT)は、Model Context Protocol(MCP)サーバーを単一の`.dxt`パッケージとして配布し、ワンクリックでインストールできる新しい仕組みです。この新しいフォーマットは、従来のMCPサーバー導入の複雑さを解消し、技術的な知識がなくても利用できるのが魅力です。自己完結型パッケージやセキュアなAPIキー管理、自動アップデートなどの特徴があり、Node.jsのインストールが不要でMCPサーバーを直接実行できるのです。これにより、企業向けの管理機能も充実しており、今後の展望としてDXTの標準化やマーケットプレイスの登場が期待されています。
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3つ目の記事は「Gemini CLIとClaude Codeに同じDiscord botを書かせて比較したぞ!」です。この記事では、Gemini CLIとClaude Codeを使ってDiscordボットを作成し、その違いや性能を比較しています。具体的には、初期設定の状態でGo言語を用いてダイスロール機能を持つボットを実装しました。コード生成能力や実行速度、バグ修正能力、性格の違いなどが比較されており、Claude Codeの方がGemini CLIよりも優れていると感じられる結果になっています。双方のアウトプットはGitHubで公開されているとのことですので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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4つ目の記事は「o3 MCPでClaude Codeが最強の検索力を手に入れた」です。Claude CodeがOpenAIのo3モデルを使用して、強力な検索機能を獲得したことについて説明されています。従来の検索機能は限られていましたが、新たにo3モデルがWebSearchに対応したことで、Claude Codeが直接o3に情報を問い合わせ、結果を整理して返すことができるようになりました。著者はo3 APIを呼ぶためのシンプルなMCPラッパーを開発し、GitHubで公開しています。これにより、日常のコーディング作業においてエラーの解決や情報の取得がスムーズになり、開発者の負担が軽減されることが期待されています。
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5つ目の記事は「【コーディング無し】既存APIサーバーをMCPサーバーに一瞬で変える方法」です。Azure API Management(APIM)は、既存のAPIをMCPサーバーとして簡単に公開する機能を提供しています。この機能はMicrosoft Build 2025で発表され、企業はコーディングなしで迅速にAPIを移行できるんです。APIMを作成する際の基本設定や、認証やレート制限、ログ収集などのAPIM機能をそのまま活用できるのが大きな利点ですね。MCPサーバーは特定のエンドポイントでアクセス可能になり、生成AIとの連携も容易になりますので、ぜひ試してみてください。
さて、今日はここまでです!紹介した記事を振り返ると、リッチなCLIの開発や新しいローカルAIアプリケーションの仕組み、Discordボットの性能比較、強力な検索機能の獲得、そして既存APIをMCPサーバーに変える方法など、面白い内容が盛りだくさんでしたね!次回もお楽しみにしていてください。詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひ見てみてくださいね。それでは、番組への感想もお待ちしております!また次回お会いしましょう!