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2025/5/11
今日のトレンド

Kubernetes Cloudflare

こんにちは、皆さん!マイクです!今日の日付は2025年5月12日、月曜日です。今日も「zenncast」をお聴きいただきありがとうございます!今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介しますよ!

さて、前回紹介した記事は「UUIDを短くするライブラリを作った」「WebAssemblyはJavaScriptの何倍速く動くのかベンチマークしてみた。」「Neovim最先端のextuiでcool & smartなcmdlineを手に入れよう」と、いろいろありましたね!

今日紹介する記事は全部で5本です!それでは、まず最初の記事からいきましょう!

1つ目の記事は「無限の可能性を引き出す!Kubernetesクラスタ拡張入門」です。この話題は、コンテナオーケストレーションのKubernetesについての内容です。Kubernetesはオープンソースのツールで、さまざまなホスティング環境に対応できる高い拡張性を持っているんですね。この記事では、Kubernetesクラスタのカスタマイズ方法が詳しく解説されています。

まず、Node上のkubeletの設定を調整することでカスタマイズができるというのがポイントです。特にContainer Runtimeを選択することによって、Podのライフサイクル管理が行われます。代表的なランタイムには、Dockerから分離されたcontainerdや、KubernetesのCRI準拠のcri-oがあるんですよ。

さらに、CNI Pluginを使ってネットワーク要件を満たす実装が可能です。AWS VPC CNIやFlannel、Calicoなどがあり、各クラスタのホスティング条件に応じて選択できるのが面白いところです。Image Credential Providerを使えば、プライベートレジストリからコンテナイメージを自動でpullすることもできます。Device Pluginも使うことで、特定のハードウェアリソースをPodに割り当てることができるんですよ。

スケジューラーのカスタマイズでは、デフォルトプラグインの有効/無効を設定でき、独自のスケジューラーを作成することも可能です。最後には、各クラウドプロバイダーが提供するサービスアカウントとIAM権限の紐付け方法についても触れています。このように、Kubernetesの拡張性を活かして、必要に応じたカスタマイズを行うことが求められているんですね。

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2つ目の記事は「Cloudflare D1とSQLite storage in Durable Objectの比較」です。Cloudflareでは、SQLiteをベースにしたデータベース管理方法が2つあります。D1はフルマネージドのSQLiteデータベースサービスで、グローバルにデータを扱えるのが特長です。それに対し、SQLite storage in Durable ObjectはD1の機能を省いた形でSQLiteを直接使用する方法です。

使用方法も異なります。D1は環境変数を設定するだけで簡単にデータベースにアクセスできますが、SQLite storage in Durable Objectでは、クラスを定義してインスタンス化された後にデータベースを操作するため、手順が異なるんですね。また、SQLite storage in Durable ObjectではDBへの直接的なDML操作が制限されています。

運用面では、D1はマイグレーション機能があり、データベースの変更が容易ですが、SQLite storage in Durable Objectは手動でマイグレーションを行う必要があります。これにより、コールドスタート時に時間がかかるデメリットがあるようです。

速度の面では、SQLite storage in Durable ObjectがD1に比べて格段に速いことがデータで示されているんです!料金プランはほぼ同じですが、SQLite storage in Durable ObjectはDurable Objectの料金に基づいています。用途によって使い分けることが重要ですね。

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3つ目の記事は「【Cursor】並列実装?モノレポ化まで?Cursor v0.50 の 5 つのアップデートを紹介したい」です。Cursorが2025年5月10日にリリースしたv0.50では、特に注目すべき5つのアップデートがあります。まず、Cursorが複数のタスクを並列して実行できる「バックグラウンドエージェント」を導入しました。これにより、タスクの実行方法が大きく変わります。

さらに、Multi-root Workspacesに対応したことで、複数のリポジトリを一つのワークスペースとして扱えるようになり、モノレポ化の手間が不要になりました。Tabキーによるサジェスト機能が強化され、関連性のあるコード提案も可能になったというのも嬉しいポイントですね。

また、リポジトリ全体をチャットコンテキストに追加する新機能も搭載され、特定のロジックに関する質問の質が向上します。さらに、`command + K`によるファイル全体の編集機能も追加され、単一ファイルの編集が効率的に行えるようになりました。

これらのアップデートにより、CursorはAI駆動の開発環境としてさらに強化され、エンジニアにとって利用価値が高まります。公式のChangelogで詳細を確認することが推奨されていますよ。

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4つ目の記事は「React × Viteでコードレビュー効率化のためのChrome拡張機能を作った話」です。著者はGitHubでのPRレビューを効率化するために、Chrome拡張機能を開発しました。この拡張機能は、自身がレビュアーに設定されているPRを一覧表示し、バッジで件数を可視化します。これによって、レビューの見逃しを減らすことが目的なんですね。

主な技術スタックには、React、TypeScript、Vite、Chrome Storage API、GitHub REST APIが使われています。拡張機能の主な機能には、個人アクセストークンの設定、レビュー待ちのPRの一覧表示、フィルタリング機能、ソート機能、バッジ表示が含まれます。

特にフィルタリング機能では、PR数が多くなった場合に効率的に必要なPRを見つけ出せるように、経過時間やコメントの有無、変更ファイル数などで絞り込むことができます。拡張機能の導入手順も簡単で、インストール後に個人アクセストークンを設定し、アイコンをクリックするだけで利用可能です。

開発後1週間の利用で、著者はレビュー待ちのPRを確認する手間が減り、見逃しが少なくなったと感じています。今後もフィードバックを基に機能追加や改善を行う予定だそうです。

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最後の記事は「あなたはuseEffectを正しく使えてますか?」です!この記事では、ReactのフックであるuseEffectの正しい使い方について説明しています。特にReact初級者から中級者向けで、useEffectを何となく使っている方に向けた内容です。

useEffectは、コンポーネントのレンダーによって引き起こされる副作用を管理するためのもので、外部システムとの同期に用いられます。実行タイミングは、ReactがDOMを更新した後のコミット段階で実行されます。依存配列を使うことで再実行のタイミングを制御でき、適切な使い方が求められます。

よくあるアンチパターンとして、propsやstateに基づいてstateを更新したり、props変更時にすべてのstateをリセットすることが挙げられ、これらは非効率なレンダーサイクルを引き起こします。正しい理解と使い方がエンジニアとしての成長に繋がることが強調されています。

この記事を参考にすることで、より良いReact開発ができるようになるかもしれませんね!

さて、今日もたくさんの情報をお届けしました!今日は、KubernetesやCloudflareの比較、Cursorのアップデート、Chrome拡張機能の開発、useEffectの使い方など、さまざまなトピックをおさらいしましたね。次回またお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。そして、番組の感想もお待ちしています!

それでは、また次回!さようなら!

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