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こんにちは、マイクです!今日は2025年11月3日、日曜日ですね。今日も「zenncast」のお時間がやってきました!今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

さて、前回紹介した記事がありましたね。「カレントディレクトリとは何か (Unix系OSの場合)」、「Claude Code on the Webの仕様を徹底解剖」、そして「誰も把握できなくなった超難解な仕様を、リバースエンジニアリングで112通りと断定した話」でした。これらの記事は、技術に関する興味深い内容が盛りだくさんでしたね。

それでは、今日は5本の記事を紹介しますよ!

まず最初の記事です。タイトルは「自己補正するコンポーネント: レンダリング中に状態更新する公式テクニックの解釈」です。この内容は、Reactにおける高品質なプロダクト開発において、特に「propsが変更されたときに一部のstateを調整する」テクニックに焦点を当てています。初見では奇妙に感じるかもしれませんが、実はReactの設計理念に合致しているんです。

従来の方法では、`useEffect`を使って選択状態をリセットしていましたが、これを避けるために、レンダリング中に`prevItems`を用いて`items`と比較し、変化があれば`setSelection(null)`を呼ぶ方法が推奨されています。これにより、パフォーマンスの向上とユーザー体験の改善が図れます。ただし、自分のステートにしか作用できないという制約もありますが、これがReactの「純粋性」を保つ秘訣です。

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次の記事は「Slackの会話」を「Notionタスク」に変換するAIツールを作ってみた!です。株式会社neoAIの上原将磨氏が開発したこのAI Botは、Slackでのタスク依頼を自動でNotionに登録する仕組みを持っています。Slackのメンションをトリガーにして、Azure Functionsが起動し、タスクの内容や期限、責任者を解析しNotionに登録します。

開発過程では精度や運用コストなどの課題があったものの、実際に社内で活用されており、業務に合わせたカスタマイズが可能です。特に、Notion APIの型定義がない問題に対しては、自社開発のnotion-py-clientを使用して型安全を実現しています。今後も社内DXプロジェクトとして、他のツール開発が進められる予定で、高品質なサービス提供が期待されています。

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続いて紹介するのは「個人的にあまり使えていないC#の機能」です。この記事では、C#の便利だがあまり使われていない機能について取り上げています。カスタム属性の省略可能プロパティやインデックス演算子、範囲演算子、パターンマッチング、switch式などが紹介されています。

特に、カスタム属性では柔軟なプロパティ指定が可能になり、インデックス演算子や範囲演算子を使うことで、コーディングが簡潔になります。また、C#のパターンマッチング機能は、複雑な条件判定を柔軟に表現できるため、エンジニアにはぜひ活用してほしい内容です。この記事を通じて、普段あまり使わない機能を再認識する機会となるでしょう。

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お次は「Ratatuiのチュートリアルをやる: その1」です。RatatuiはRustでTUIツールを作成するためのクレートで、簡単なカウンターアプリを作成するチュートリアルです。アプリの状態管理が重要で、`App`構造体を定義し、カウント値や終了判定を管理します。描画は`draw`関数で行い、ユーザーからの入力は`handle_events`関数で処理します。

特に注目すべきは、キーボードイベントの処理で、特定のキー入力に応じた処理が可能になります。ユニットテストも簡単に実装でき、アプリの状態を確認することができる便利な機能が満載です。Rust製のTUIツールは、高速で安定した動作が実現できるため、ぜひ試してみてください。

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最後の記事は「キャッシュ戦略改善で月間150万人のアクセスロスを防いだ話」です。株式会社マイベストのDevLeadが、表示速度改善に取り組んだ経験を語っています。機能追加やコンテンツのリッチ化によってパフォーマンスが悪化し、CDNキャッシュのヒット率が低下してしまったとのこと。

著者は、パフォーマンス調査やCDNキャッシュの設定見直し、キャッシュヒット率向上のための施策を実施。特に、「SWR温め君」というbotを導入してキャッシュを維持する施策が効果を上げたとのことです。これにより接続中断率が改善され、月間150万以上のアクセスロスを防止することに成功しました。今後は自動キャッシュパージの導入を進める計画だそうです。

さて、今日もたくさんの情報をお届けしましたね!今日紹介した記事は、ReactのテクニックからAIツールの開発、C#の機能、RustのTUI、そしてキャッシュ戦略まで多岐にわたりましたね。次回もお楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてあるので、ぜひチェックしてください。また、番組の感想もお待ちしていますよ!それでは、また次回お会いしましょう!

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