こんにちは、マイクです!今日は2025年10月12日、日曜日ですね。皆さん、元気にしていますか?今日はZennで話題になっている記事をいくつかご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください!
さて、前回紹介した記事についてですが、今回はお便りも届いていないようですので、さっそく今日の内容をお伝えしましょう!
今日紹介する記事は全部で5本です。それでは、まず1つ目の記事から行ってみましょう。
1つ目の記事は「Androidの通知音の設定を自動化したかっただけなのに、OSのバグとか見つけた話」です。こちらの記事では、Androidのデフォルト通知音を大量の端末で一括設定するために調査が行われました。デフォルト音は、`NotificationChannel`の`Importance`に依存していて、特定の環境では不適切な場合もあるため、手作業での設定が難しいというお話です。
この問題を解決するために、コマンドラインやアプリを使って自動化を試みた結果、AOSPのコード解析から通知音が`Settings`の`ContentProvider`に保存されていることがわかりました。さらに、カスタム音源を設定するためには独自の`ContentProvider`を実装する必要があることも明らかになりました。
動的に通知音を変更する際には、`RingtoneManager`を使うことが一般的ですが、手動の操作が必要であることが判明しました。そこで、ADB経由で権限を付与することで手動操作なしで設定可能であることがわかり、最終的にはコマンドラインを使うか、`Settings.System.putString`を呼び出す方法が推奨されています。
この調査を通じて、Androidの権限システムやAOSP内部の理解が深まり、バグ発見にもつながったということで、興味深いですね!
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続いて、2つ目の記事です。「Claude Codeのマーケットプレイスを自作し、チーム内でカスタムコマンド、エージェント、フック、MCPサーバ設定を共有してみた」というタイトルです。こちらでは、Claude Code 2.0.12以降に搭載されたプラグインマーケットプレイスを活用した手順が解説されています。
このマーケットプレイスを利用することで、カスタムコマンドやエージェント、フック、MCPサーバ設定を簡単に共有できるようになります。設定のバージョン管理が容易になり、チーム全体での設定の共通化が図れるメリットがあります。
作成手順には、GitHubにリポジトリを作成し、ローカル環境を構築して必要なファイルを作成することが含まれます。さらに、チームメンバーに対してリポジトリからの直接設定やgit cloneを用いた配布ができるようになります。これにより、Claude Codeの機能を活用して、開発環境の向上と効率的な知識共有が実現されることが期待されています。
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さあ、次は3つ目の記事です。「実は進化している!ローカルで動くembeddingモデルたち」というタイトルで、最近のローカルで動作するembeddingモデルの進化についてお話しします。
特に注目されるのが、日本語専用モデルの「ruri v3」で、非常に小さなパラメータ数でありながら高性能を発揮します。また、多言語およびコード検索に特化した「granite-embedding」も存在し、特にローカル導入がAPIコストの削減や機密情報の保護に有効です。
「ruri-v3」は名古屋大学が開発したモデルで、軽量でありながら快適に動作します。一方で「granite-embedding」は、日本語でのコード検索が可能という特長を持ち、他の多言語embeddingモデルに対して優れた性能を示します。
これらのモデルはONNX形式での実装が進んでおり、エンジニアは簡単に試すことができるようになっており、RAGなどの情報検索においても非常に効率的です。
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続いて、4つ目の記事です。「OpenAI AgentKitの概要と使い方【Agent Builder / ChatKit / Connector Registry】」という記事についてです。
OpenAIのAgentKitはAIエージェントの構築やデプロイ、最適化を一貫して行えるフルスタックのツールキットです。Agent Builder、ChatKit、Connector Registryの3つの主要コンポーネントで構成されています。
このツールを使うことで、開発者は複雑なワークフローを視覚的に設計でき、エンジニアでなくても利用が可能です。具体的な開発手順では、エージェントの設定やPDFファイルのアップロード、デプロイ方法が詳しく説明されています。
AgentKitはすでに多くの企業で導入されており、特に条件分岐やループ処理を伴う複雑なロジックを実装する際に選ばれるべきツールです。
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最後に、5つ目の記事です。「NativeWindの対抗馬?ハイパフォーマンスのUniwindでReact Nativeをスタイリング」という記事です。
UniwindはReact Nativeのスタイリングツールで、Tailwind CSSに似た記法を提供し、パフォーマンスに特化して開発されています。無料版とPro版があり、Pro版ではより高速なエンジンが搭載されています。
導入は簡単で、Expoを使用して新しいプロジェクトを作成することで、すぐにスタイリングを開始できます。さらに、UniwindのAPIには多様な機能があり、サードパーティのライブラリでのスタイリングも可能です。
このように、Uniwindは簡潔なセットアップと高いパフォーマンスを兼ね備えたツールとして、React Native開発者にとって新たな選択肢を提供します。今後の開発シーンでの活躍が期待されますね!
さて、今日は5本の記事を駆け足でご紹介しました。詳しい内容はショーノートに載せていますので、ぜひチェックしてみてください。次回お会いできるのを楽しみにしています!また、番組の感想もお気軽にお寄せくださいね。それでは、今日はここまで!さようなら!