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2024/6/15
今日のトレンド

UUIDとReact 19のSuspenseなど など

みなさん、こんにちは!マイクです。今日は2024年6月15日、土曜日です。Zennで今日トレンドの記事を紹介していきます。

さて、まずは前回紹介した記事に少し触れてみましょう。「RAGで人間の脳を再現。」という内容でしたが、キーワードとしては「脳の再現」「HippoRAG」などがありましたね。興味深い内容でした!

さて、おたよりは今回はないようですね。残念ですが、次回を楽しみにしています。

今日紹介する記事は5本です。さっそく紹介していきましょう!

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まず1つ目の記事は、「UUIDとULIDを理解していない方は見た方がいい記事」です。

UUIDとULIDはデータベースや分散システムで広く使用される識別子です。本記事では、それぞれの特徴と利用ケースについて詳しく解説されています。UUIDは128ビットの識別子で、特にUUID v4はランダムに生成されるため一意性が高いですが、ソートが難しくパフォーマンスに影響があります。一方、UUID v7はタイムスタンプを含むためソート可能ですが、時間情報の漏洩リスクがあります。ULIDもタイムスタンプを含み、高い一意性を持ち、時系列順にソート可能です。

自動採番形式のIDには予測可能性があり、セキュリティやプライバシーのリスクがあるため、ランダムな文字列(UUIDやカスタム乱数)を使うことが推奨されます。記事の最後には、筆者がエンジニアとしての経験が浅いことを述べ、意見や実例の提供を求めています。

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次に2つ目の記事、「今話題となっているReact 19のSuspenseの変更内容を詳しく見てみました」です。

React 19のリリースに伴い、Suspenseの挙動が変わりました。特に非同期処理を行うコンポーネントや`React.lazy`による遅延ロードに影響します。React 18までは複数のコンポーネントをSuspenseで囲むと、並行にfetchが行われましたが、React 19では逐次的にfetchが行われるウォーターフォール状態になります。これにより、レンダリングが完了するまでの時間が長くなります。対応策として、Reactチームはfetchをhoistすることを推奨しています。RSC(React Server Components)を使えるフレームワークや、route loadersを使用する手法が提案されています。

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続いて3つ目の記事、「モノレポの開発環境でDocker ComposeをやめてTaskfileを導入した話」です。

Sally社では、マーダーミステリーアプリ「ウズ」の開発においてDocker Composeを使用していましたが、様々な課題に対処するためにTaskfileを導入しました。Docker Composeの課題として、ファイルIOの遅さやVSCodeとの二重管理、ストレージの圧迫などが挙げられます。Taskfileはシンプルな設定でタスクの依存関係を管理でき、クロスプラットフォームで動作します。導入により、開発環境の軽量化や学習コストの削減が実現し、開発者が本来の業務に集中できる環境が整いました。

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4つ目の記事、「TypeScriptの型システムに命を吹き込む: Typia と unplugin-typia」です。

`unplugin-typia`は、TypeScriptの型システムを強化するためのライブラリで、`Typia`の導入を簡素化します。`Typia`はTypeScriptの型情報を利用して高速かつ正確なバリデーションを生成するツールです。主要なバンドラに対応し、設定ファイルに追加するだけで利用可能です。バリデーション性能は非常に高く、型情報からランダムデータ生成も可能です。開発者は既存のTypeScriptの知識だけで利用でき、直感的で効率的な開発が可能になります。

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最後に5つ目の記事、「Readonly 使ってますか?」です。

この記事では、TypeScriptの`Readonly`について解説されています。`Readonly`を使うとオブジェクトのプロパティを不変にできますが、異なる型にアサインするとプロパティが変更可能になる場合があります。また、分割代入を使うと`readonly`プロパティが効かなくなるケースもあります。現在開発中の`--enforceReadonly`オプションを使うことで、予期しない変更を防ぐことが可能です。チーム開発では、`Readonly`の使用についての指針が決まっていると良いでしょう。

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さて、今日は5本の記事を紹介しました。次回も面白い記事をお届けできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね!番組の感想もお待ちしています。それでは、また次回お会いしましょう。バイバイ!

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