皆さん、こんにちは!マイクです!今日は2024年12月7日、金曜日です。さて、今日の「zenncast」では、Zennでトレンドの記事をいくつかご紹介しますよ!
まずは、前回紹介した記事ですが、タイトルは「長い処理には通知音コマンドを仕込んでおくと捗るぞ」や「モテるGit管理 (gh, ghq, git-cz, lazygit)」、それから「DataGridを実装して感じたTanStack Tableに対する所感」でした。興味深い内容でしたね!
それでは、今日紹介する記事の本数ですが、全部で5本ご用意しております!それでは、さっそく今日の内容に入っていきましょう!
まず最初の記事は、「永続データプログラミングと競技プログラミング 〜 Haskell でがんばる競プロ」です。この内容では、Haskellを用いた競技プログラミングでの「永続データプログラミング」の重要性について解説されています。Haskellは純粋関数型言語なので、データが不変で、リストやSet、Mapといったデータ構造が永続データとして使えます。これにより、データ変更前の状態を保持しながら効率的に更新ができるんですね。競技プログラミングでは、大量のデータを扱うため、イミュータブルなデータを利用することが必要です。著者は、Haskellの利点を活かして、データ構造の変更と計算を分けることができると強調しています。具体的な例として、数列の要素を2で割り続ける問題や、特定の文字列が揃うタイミングを見つける問題が挙げられています。これにより、全ての処理を分離して記述でき、認知負荷を低減し、効率的に問題解決ができることが示されています。
次の記事は「フロントエンドの段階的モダナイズ、のための自走設計 (株式会社スタディスト様)」です。こちらでは、株式会社スタディストの依頼で、Rails内の巨大SPAのフロントエンドを段階的にモダナイズする提案がされています。コストパフォーマンスを重視しながら、自走可能な開発環境を整えることがプロジェクトの目的です。具体的には、VueのComposition APIへの移行や、WebpackからViteへの切り替え、依存関係の管理について検討されています。開発環境を分離することで効率を向上させる提案もあり、特にRailsとNode.jsを別々のコンテナで運用することが推奨されています。最終的には、持続的な開発環境の構築を目指して、バージョン管理ポリシーやコード生成の方法を見直し、改善提案を実施しています。
次は「Hono と Cloudflare Images で Next.js の画像リサイズを再現する」という記事です。ここでは、Cloudflare Imagesを使ってNext.jsにおける画像最適化機能を再現する方法が解説されています。特にCloudflare Imagesの「blur」オプションを利用することで、サーバーサイドでの処理が効率化されます。コスト面でも大幅に安価で、Cloudflare Imagesを使うことで、Next.jsだけでなく他のアプリケーションでも画像運用の効率化が実現できると紹介されています。具体的な実装例やコードスニペットも多数提供されており、実際の導入手順が詳細に説明されています。
次の記事は「Ruri: 日本語に特化した汎用テキスト埋め込みモデル」です。この内容では、日本語テキスト埋め込みモデル「Ruri」の構築について説明されています。Ruriは自然言語処理における文やテキストをベクトル表現に変換する技術で、特に日本語に特化しています。データ整備や対照事前学習を通じて、238万事例の日本語のQAデータセットが生成されています。評価の結果、Ruriは既存のモデルを上回る性能を発揮し、特にRuri-smallは多言語モデルに匹敵する能力を示しています。
最後の記事は「今、オレの心を震わせるツールやサービスたち…ッ!!!~2024冬~」です。この中では、最近の注目すべきツールやサービスが紹介されています。特に、AWS LambdaへのRuby on Railsのデプロイを簡単にするLambyや、CloudflareのR2ストレージが注目されています。また、Firebase Data ConnectやSupabaseなどのサービスも紹介され、開発者にとって魅力的な選択肢がたくさんあることが分かります。
さて、今日は5本の記事を駆け足でおさらいしました!次回もまた新しい情報をお届けできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね!番組の感想もお待ちしています!それでは、また次回お会いしましょう!