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2024/10/28
今日のトレンド

GraphQL BatchとTaskfile移行 など

おはようございます、皆さん!マイクです!今日は2024年10月29日、火曜日ですね。今日の「zenncast」では、Zennでトレンドの記事をいくつかご紹介したいと思います。

さて、前回ご紹介した記事は、「Github Pagesで職務経歴書を作ってみた」「【Next.js 15】cache実装が大幅改良される話」「謎解き・ARGプレイヤーのための「OSINT CTF」超入門」でしたね!どれも興味深い内容でしたが、今日は新しい記事に移りましょう!

それでは、早速今日の内容に入りますね。今日は全部で5本の記事を紹介します。

最初の記事は、「GraphQL BatchでクライアントN+1を無理矢理倒す」というもので、株式会社ハウテレビジョン様の事例を取り上げています。こちらの記事では、質問箱サービスMondのパフォーマンス分析と改善の様子が紹介されていて、特にLighthouseスコアの改善に焦点を当てています。昼と夜でパフォーマンスに差があり、特に夜の高負荷時には問題が発生していました。リクエストが多すぎることが原因で、N+1問題に直面。

ここで改善策として、GraphQLリクエストをバッチ化する手法が考えられ、実際にリクエスト数が150から18に減少したとのこと。これにより、パフォーマンスが大幅に改善されたようです。ただし、バッチ化によって一つのリクエストの負担が増えるため、動作確認が必要ということも忘れてはいけませんね。

続いて、2つ目の記事、「MakefileからTaskfileへ移行するモチベーションの言語化」についてお話しします。この記事では、タスクランナーをMakefileからTaskfileに移行する理由が説明されています。Makefileの複雑さを回避し、Taskfileの豊富な機能を享受することが主なモチベーションです。

Makefileではタブインデントの必須性や互換性の問題がありましたが、Taskfileはクロスプラットフォームで動作し、yaml形式の記述によって視認性が高くなっています。移行作業にはCI/CDパイプラインでの設定変更が必要ですが、Taskfileを利用することでより便利な開発環境が整うでしょう。

さて、3つ目の記事は「Next.js Conf 2024 全部聞いてみた」です!このイベントでは、VercelのCEOによる基調講演があり、Next.jsの新機能や活用事例が紹介されました。特に「Turbopack」によるコンパイル時間の短縮や、キャッシュ戦略のシンプル化が注目されていました。

サーバコンポーネントを利用することで、UXの向上が期待でき、実際のデモも行われたそうです。Next.jsに移行する際のアプローチも議論され、Incremental移行やAll-at-once移行の利点と欠点が説明されました。興味深いのは、New York Public LibraryやPayPalの実際の事例が紹介され、特にPayPalではアクセシビリティに配慮した開発文化が育まれているとのこと。

それでは、4つ目の記事に行きましょう。「Compose-driven architectureとは?」という内容です。これは、Jetpack Composeを中心に構築されたアーキテクチャで、CashやSlackなどの企業で採用されています。Jetpack Composeの特徴を活かし、プレゼンテーションロジックをシンプルに保つことができるようです。

特に、Slackが発表したCircuitというライブラリが、UIとPresenterの疎結合を実現するために役立っているとのこと。実験的な試みも行われていて、将来的にはFlowをComposableに移行する流れが期待されています。

そして最後の記事は、「図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]」です。この本は、Google Cloudの基礎知識を学べる内容で、特に実務で役立つポイントが盛り込まれています。

Google Cloudを使う方や興味がある方にとって、非常に有意義な教材となるでしょう。具体的な機能や使い方が詳細に説明されているので、初めて触れる方でも理解しやすいと思います。

さて、今日紹介した記事を駆け足でおさらいしました!次回も皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね!番組の感想もお待ちしています!それでは、また次回お会いしましょう!

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