こんにちは、皆さん!マイクです。今日は2024年10月7日、日曜日ですね!今日も「zenncast」をお楽しみいただきありがとうございます。今日はZennでトレンドの面白い記事をいくつかご紹介しますよ!
さて、前回紹介した記事についてですが、今日は特に触れることはないので、すぐに今日の内容をお話ししていきますね。
それでは、今日ご紹介する記事は全部で5本です。さっそく、最初の記事から行きましょう!
まず1つ目の記事は「連番IDを使うと会社が潰れる。 (訳: 連番とUUIDのベンチマークを取ってみた❤️)」です。このタイトルからもわかるように、UUIDと連番IDのデータベース設計のパフォーマンスについて実験が行われた結果が報告されています。一般的にはUUIDの使用がパフォーマンスを低下させるとされていますが、実際にはどれほどの差があるのかが明らかにされています。
記事では、PostgreSQLを使って3000万件のレコードを挿入し、その際の挿入時間を計測しています。その結果、UUIDv7が最もパフォーマンスが良く、続いて連番ID、Snowflake IDが続くことがわかりました。特に、UUIDv4に副キーの文字列を組み合わせた場合はパフォーマンスが大きく劣化したとのことです。また、主キーとしてUUIDを使う際のセキュリティの懸念や、IDの設計においても注意が必要だとされています。
このように、UUIDv7が非常に有望な選択肢として今後のデータベース設計において考慮されるべきだということが結論付けられています。大規模なシステムでは、これらの選択肢がパフォーマンスに大きく影響する可能性があるので、設計にはしっかりとした注意が必要ですね。
さて、次に行きましょう!2つ目の記事は「【Flutter】入力フォームのボタンを非活性にする、いちばん楽な方法を考える」です。この記事では、Flutterの`Form`ウィジェットを使って、入力フォームのボタンを非活性にする方法が解説されています。
従来の方法では、`validate`メソッドが`String`の`errorText`を前提としているため、単純な`bool`での管理が難しいとのこと。そこで、`Form`の`onChanged`機能を利用することで、`TextFormField`の値が変更されるたびにバリデーションを実行し、ボタンの活性化・非活性を簡単に管理できるようにしています。
具体的には、`TextEditingController`を使用し、バリデーションの結果を保持する`_isValid`変数を設定します。`_onFormChanged`メソッドでバリデーションを行い、状態を更新することで、ボタンの活性状態を管理するという流れです。また、他の入力値も管理できるため、異なるウィジェットの状態も簡単に連携させることができるのがポイントです。
この方法を使えば、シンプルかつ効果的なフォーム管理が実現できるので、Flutterを使っている方にはぜひ試していただきたいですね。
続いて3つ目の記事に行きます!タイトルは「なぜ短期投資はギャンブルと言われるのか?〜幾何ブラウン運動に基づく数理的説明〜」です。この文章では、短期投資がギャンブルとされる理由を数理的に説明しています。
短期投資はボラティリティが支配的で、リスクが期待値よりも大きな影響を与えるため、資産運用には長期的な視点が重要だと解説されています。著者は、全世界株式やS&P500インデックスへの投資を推奨し、短期的な売買を避ける方針を取っています。
記事では、株価が確率微分方程式に従うと仮定し、短期的な投資ではボラティリティが期待リターンを上回るため、元本割れのリスクが高まると説明しています。理論的には、投資期間が長くなるほど、株式投資が報われる確率が増加し、約84%の確率で元本割れしないことが示されています。
短期投資がギャンブルとされる理由は、短期間ではリスクが期待値を上回るためであり、適切なリスク管理が資産形成において不可欠であると結論付けられています。これは非常に重要なポイントですね。
さて、次は4つ目の記事です!タイトルは「ステージングテーブルの Cleanup 処理を Snowflake Stored Procedure で実装してみた」です。この記事では、Snowflakeを用いたELTプロセスにおけるステージングテーブルのCleanup処理をStored Procedureを使って実装する方法が紹介されています。
ステージングテーブルはソースから抽出したデータを一時的に保存するためのもので、古いデータの蓄積やソースDBでの削除がターゲット側に反映されない問題を抱えています。そこで、不要なレコードを削除するCleanup処理を定義し、最新のレコードを保持し、ソースDBで削除されたレコードもターゲットから削除する仕組みを作りました。
具体的には、ステージングテーブルの全IDを抽出し、Cleanup済みの一時テーブルを作成、その後元のテーブルと入れ替え、最後に一時テーブルを削除するという手順です。これをSnowflakeのStored Procedureで自動化することで、手間を省きつつ効率的なデータ管理を実現しています。
Stored ProcedureはJavaScriptで実装されていて、必要なSQLステートメントを順次実行します。実際に動作確認を行い、期待通りにCleanup処理が機能することが確認できたとのこと。これにより、データの整合性が向上し、運用面でも安心感が得られることを目指しているようです。
最後は5つ目の記事です!タイトルは「転生したらJavaエンジニアがSpring Bootを理解した件(基礎)」です。この文章では、JavaエンジニアがSpring Bootを学ぶ過程が紹介されています。著者は金融系SEとしての経験を持ち、Javaの他にSpring Bootの利便性に気づき、勉強した内容をまとめています。
Spring Bootは、Java開発におけるWebアプリケーションを効率的に開発するためのフレームワークで、これによりコード量が減り、可読性が向上します。著者はSpring MVCの理解やDI(Dependency Injection)コンテナについても触れ、特にDIを用いることで実装の負担が軽減されることを説明しています。
AOP(アスペクト指向プログラミング)についても紹介されており、中心的関心事と横断的関心事の違いを具体例を交えて説明しています。著者は、Spring Bootを通じて得た知識が自身のスキル向上に繋がったことを振り返り、質の高いソースコードの作成を目指す意欲を示しています。
さて、今日はここまでで、紹介した記事を駆け足でおさらいしますね。まずはUUIDと連番IDのパフォーマンス比較に関する記事、次にFlutterにおける入力フォームのボタン管理、短期投資がギャンブルとされる理由、Snowflakeを使ったCleanup処理の実装、最後にSpring Bootを学ぶ過程についてお話ししました。
次回もお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。番組の感想もお待ちしております。それでは、またね!