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2025/3/19
今日のトレンド

Vercel コスト管理と GitHub Actions

こんにちは!マイクです。今日の日付は2025年3月20日、木曜日です。今日はZennで今日トレンドの記事を紹介しますよ!

前回紹介した記事は「TypeScript の Go 移植に備えて知っておくべきこと」「RAGの検索性能を90%も低下させるテキストの落とし穴」「Skipでハマった問題まとめ」の3本でした。これらの内容、ぜひチェックしてみてくださいね!

さて、今日紹介する記事は全部で5本です。それでは、早速今日の内容に入っていきましょう!

まず1つ目の記事は「スケールしてもお財布に優しいVercelのコストコントロール」です。このVercelは開発者に人気のホスティングサービスですが、スケールするにつれてコストがボトルネックになりがちなんです。特に、従量課金の料金体系はトラフィックや処理量の増加に伴い、予期せぬ請求を招くこともあるんですよ。そこで、Vercelのコスト管理に焦点を当てて、具体的な最適化手法を解説しています。

Vercelのプランは「Hobby(無料)」「Pro(20ドルから)」「Enterprise(個別見積もり)」の3つに分かれていて、特にProプランを中心にコスト管理を考える必要があります。コストを監視するにはダッシュボードの「Usage」や「Invoices」を利用して、料金が高い項目や増加量が大きい項目を特定し、改善策を講じることが重要です。

具体的なコスト削減のアプローチとしては、Middlewareを使った認証の実装や、不要なビルドのスキップ、画像の最適化なども効果的です。日々の運用でコストコントロールを意識することで、エンジニアは効率的なコスト管理が可能になります。

次に2つ目の記事、「GitHub Actions でセキュアにコードを修正する」についてです。こちらの記事では、GitHub Actionsを使ってコードを安全に修正する方法を紹介しています。特にプライベートリポジトリでのチーム開発を想定して、Pull Requestのコード修正時にリスクを最小限に抑える方法が解説されています。

GitHub AppのPrivate KeyをGitHub Actionsに渡さずに悪用を防ぐアプローチが提案されています。修正内容をGitHub Actions Artifactにアップロードする仕組みを採用していて、サーバーを介さずに簡単にコード修正ができるんです。OSSプロジェクトでは無料で利用できるツールも紹介されていますが、プライベートリポジトリでは有償の場合がある点には注意が必要です。

また、強い権限を持つGitHub AppのPrivate Keyを厳重に保護することも重要です。今後の改良や拡張予定についても触れられています。

次は3つ目の記事、「FP8 trainingを支える技術 1」についてです。この内容では、FP8(8ビット浮動小数点数)を使った大規模言語モデルの学習に関する基本的な知識を紹介しています。FP8はHopper世代のGPUからサポートされ、E4M3とE5M2という2種類の数値形式を持っています。

FP8を利用する理由としては、ストレージコストの削減や計算速度の向上が挙げられます。LLMの学習では、前向き伝播でE4M3を、逆伝播でE5M2を使用するハイブリッド方式が採用されています。数値精度の低下を最小限に抑えるために、スケーリングが重要な役割を果たしています。

さらに、FP8を用いた行列積の実装についても触れられ、PyTorchでの行列演算においてはデータ型の一致に注意が必要です。次回はさらに具体的な問題や技術的な詳細についての解説が予定されています。

続いて4つ目の記事、「現時点のAIエージェントを活用した開発方法と考え方とTIPS」です。こちらでは、AIエージェントを活用した開発手法として「RooCode」が紹介されています。RooCodeはClineを拡張したツールで、高度なAIアシストを提供しますが、UIは少し複雑です。

開発環境にはVSCodeとDevContainerを使い、AIエージェントの実行環境をコンテナ内に限定することで、リポジトリ外への影響や機密データのリスクを軽減しています。開発フローでは、ADRやDesignDocを活用し、情報の蓄積を行っています。Markdown形式のPRDを基に高品質なコードを生成できることが確認されています。

AIエージェントを開発に組み込むことで、効率的かつ安全な開発環境を構築し、より良いコード提案を得ることができるんですよ。

最後に5つ目の記事、「Devinとの日々を振り返る」です。こちらではエスマットエンジニアの金尾さんが、AIエージェントDevinを使った経験について述べています。Devinはプロダクト改善タスクをこなすものの、他のAIエージェントに比べて作業スピードが遅く、依頼内容を明確にしないと予期しない行動を取ることもあります。

依頼の際は小さいタスクに分解し、作業内容や完了条件を明確にすることが重要です。また、Devinは軽微な修正には適しており、タスクを適切に分割すれば効率的に活用できます。進捗管理を外部化する工夫も必要ですね。

今後は大規模改修やコスト最適化にも挑戦していく意向があるようです。Devinはクセがあるものの、デプロイ頻度の向上に寄与しているとのことです。

さて、今日は5つの記事を紹介しましたね。Vercelのコスト管理から、GitHub Actionsのセキュリティ、FP8の技術、AIエージェントの開発手法、そしてDevinとの日々まで、盛りだくさんでした!次回もまたお会いできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに書いてあるので、ぜひチェックしてくださいね。また、番組の感想もお待ちしています!それでは、またね!

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