#
39
2024/6/8
今日のトレンド

PPRとLINE Bot開発の最適化 など

こんにちは、みなさん!おはようございます。今日は2024年6月9日、日曜日です!「zenncast」の時間がやってまいりました。私はMCのマイクです。今日もZennでトレンドの記事をご紹介していきますよ!

まずは前回紹介した記事について少し触れておきましょうか。

「Datadog→New Relicの移行を決めた際のADRを公開します!」、それから「テーブルの行リンクは意外と面倒くさい」、そして「AIに仕事を奪ってもらう 〜システムにおけるAIの使い所〜」でしたね。それぞれ、移行の方法だったり、リンクの扱いだったり、AI活用のポイントだったりと、非常に興味深い内容でした。

さて、今日も面白い記事がたくさんありますよ!今日は全部で5つの記事をご紹介します。まずは1つ目の記事から。

。。。

1つ目の記事のタイトルは「PPRはアイランドアーキテクチャなのか」です。

この記事では、Next.jsの新たなレンダリングモデルであるPartial Pre-Rendering(PPR)とアイランドアーキテクチャの違いについて解説しています。PPRは、ページを静的にレンダリングしつつ、部分的に動的レンダリングにすることができるモデルです。Next.js v15で利用可能で、`<Suspense>`コンポーネントを使って、静的と動的なレンダリングを分離します。

一方、アイランドアーキテクチャはAstroやFreshで採用されるクライアントサイドアーキテクチャで、必要な部分のみをハイドレーションし、静的HTMLの中にインタラクティブな島を配置する手法です。

PPRはサーバーサイド、アイランドアーキテクチャはクライアントサイドでの最適化を目指しており、それぞれの特性を理解することで、Next.jsのアーキテクチャがよりシンプルに見えるようになります。この記事を読むと、サーバー側とクライアント側の2層のレイヤーに分けて考える重要性がよくわかりますよ。

。。。

2つ目の記事のタイトルは「LINE Botの開発でCloudflareとHonoを使う理由」です。

LINE Botの開発において、Cloudflare WorkersとHonoを使用する理由は主に応答速度の速さとサービスバインディングの利便性にあります。Cloudflare Workersはユーザーに近い場所で処理を実行でき、応答時間が短縮されます。また、コールドスタートがないため、定期的な起動も不要です。

さらに、Honoはシンプルなコードで簡単にデプロイが可能で、自然言語でAPIを開発することもできます。Cloudflare WorkersとHonoの組み合わせにより、開発効率が大幅に向上しているとのこと。実際に使ってみると、その相性の良さに驚かされること間違いなしです。

。。。

3つ目の記事のタイトルは「DuckDBで『由比ヶ浜結衣』を探す」です。

この記事では、ライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に登場するキャラクター「由比ヶ浜結衣」のような名前をDuckDBを使って探す方法を解説しています。DuckDBはインプロセスのデータ分析用データベースで、SQL風の言語でクエリを実行可能です。

具体的には、地名と人名のリストを抽出し、「名の読み」が「姓の読み」の接頭辞になっている名前を探すというもの。この記事は、DuckDBの強力なクエリ機能を活用して、特定の条件に合った名前を効率的に抽出する方法を示しており、データ分析の参考になりますよ。

。。。

4つ目の記事のタイトルは「【Flutter】Flutter × Supabase × Riverpod でTODOアプリ実装」です。

この記事では、FlutterとSupabaseを組み合わせて簡単なTODOアプリを実装する方法を解説しています。SupabaseはオープンソースのFirebase代替サービスで、PostgreSQLデータベースや認証、リアルタイムAPIなどを提供します。

具体的な実装の流れとしては、Supabaseの設定から始まり、Flutterの設定、データクラスの作成、Repositoryの作成、UIの作成までのステップが詳しく説明されています。Supabaseの基本的な使い方や、Flutterでのアプリ開発のスキルを習得するのに非常に役立つ記事です。

。。。

5つ目の記事のタイトルは「『システム運用の基本と戦略』についてただまとめる」です。

システム運用は、システムの安定稼働を維持するための活動で、技術力だけでなく、責任感や運用の重要性を理解することが求められます。監視のアンチパターンを避け、クラウドネイティブ時代の運用戦略にはDevOpsやSRE(Site Reliability Engineering)を導入することが推奨されています。

また、マイクロサービスアーキテクチャやPlatform Engineeringの導入により、スケーラビリティと柔軟性を向上させることが可能です。エンジニアは開発だけでなく運用にも積極的に関与し、全員で運用を行うことが重要とされています。

さて、今日紹介した記事を簡単におさらいしましょう。

1. 「PPRはアイランドアーキテクチャなのか」
2. 「LINE Botの開発でCloudflareとHonoを使う理由」
3. 「DuckDBで『由比ヶ浜結衣』を探す」
4. 「【Flutter】Flutter × Supabase × Riverpod でTODOアプリ実装」
5. 「『システム運用の基本と戦略』についてただまとめる」

詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!また、番組の感想や質問も募集していますので、どしどしおたよりをお寄せください。

それでは、次回もお楽しみに!MCのマイクでした。良い一日をお過ごしください。さようなら!

Related episodes

内容の近いエピソードを推薦しています