皆さん、こんにちは!マイクです!今日は2025年9月22日、曜日は月曜日ですね。さあ、今日も元気に「zenncast」をお届けしますよ!今日はZennでトレンドのある記事をいくつか紹介していきますので、ぜひお楽しみに!
さて、前回紹介した記事についてですが、今回はお話しする内容がたくさんあるので、さっそく今日の内容に移りましょう!
今日は全部で5本の記事を紹介します。まず最初の記事は「LoRAの進化:基礎から最新のLoRA-Proまで」です。
近年、大規模言語モデルのオープンソース化が進んでいて、特定分野に特化したモデルのファインチューニングが求められています。そこで登場するのが、パラメータ効率的ファインチューニング、通称PEFTです。この中でもLoRA(Low-Rank Adaptation)が注目されています。LoRAは学習するパラメータ数を削減できるものの、フルファインチューニングに比べ性能が劣るという課題があります。これを解決するために、ICLR2025でLoRA-Proが提案されました。
LoRAの派生手法には、スケーリング・学習率調整型、構造変更型、勾配最適化・初期化型の3つがあります。特にLoRA-Proはフルファインチューニングの勾配に近づける最適化を実現し、性能面で既存手法を上回る結果を示しています。ただし、現段階ではDeepSpeedの独自実装のみが公開されているため、実用化には課題が残っています。今後のLoRA-Proの展開に期待ですね。
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次の記事は「Moonbit がもう少しで実用できそうな気配」です。
この記事では、Moonbit言語を使ってOpenAI APIを呼び出すコードの実装についてまとめられています。Moonbitは現在Betaリリース中で、2026年には1.0が予定されています。最近の開発では、wasmよりもjs/native/wasmのクロスプラットフォーム対応にシフトしているようです。
実装の流れとしては、まず必要なライブラリや環境変数を確認し、CLIでHTTPリクエストを送信し、JSONをパースする基本的な機能を組み立てました。特にJSONパターンマッチの実装には苦労しましたが、全体としてMoonbitは高水準のRustに似た言語仕様を持っており、今後の実用化に期待が寄せられています。
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続いて紹介するのは「monorepo でも pnpm の利用を強制させる」です。
この稿では、monorepo環境においてpnpmを強制的に利用させる方法が紹介されています。近年増加しているnpmパッケージに対するサプライチェーン攻撃に対抗するため、pnpmの利用が推奨されています。
具体的には、Miseというツールを使ってディレクトリ単位でエイリアスを設定する方法が提案されています。これにより、monorepoのルートで一度設定するだけで、各パッケージでnpmやyarnを実行した際に「pnpmを利用してね」と表示される仕組みを作ることができます。この方法を通じて、pnpmの利用を強制することができ、全ての開発者が一貫した環境で作業できるようになります。
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次の記事は「AIエージェントを脱線させないプロンプト設計の実践ガイド」です。
AIエージェントは開発作業を効率化しますが、明確な指示がないと脱線する恐れがあります。そこで、このガイドではAIエージェントが適切にタスクを遂行するためのプロンプト設計のコツが紹介されています。
具体的には、READMEやdocsの整備、タスクのスライス、issueテンプレートの活用、報告フォーマットの固定、途中確認とリマインドが挙げられています。これらの手法を組み合わせることで、AIエージェントが安全かつ効率的にタスクを進めることが可能になります。エンジニアの皆さんはぜひ参考にして、自分たちのプロジェクトにプロンプトを設計してみてくださいね。
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最後の記事は「日本語でコードを検索したい(on Neovim)」です。
この記事では、Neovimで日本語や英語のコードを検索するためのコマンド「chopgrep」の実装について解説されています。chopgrepは、コードをチャンクに分割してベクトル埋め込みを作成し、Sqliteデータベースに格納する機能を持っています。
導入は簡単で、chopgrepのリポジトリをクローンして、依存関係をインストールするだけです。検索は指定したクエリに基づいて行われ、類似するチャンクを発見する流れで実行されます。特に日本語のコード検索に関心のあるエンジニアにとって、非常に役立つ情報が詰まっています。
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さて、今日は5本のトレンド記事を紹介しましたね!それぞれの内容が興味深く、今後の技術の発展が楽しみです。次回もまたお会いできることを楽しみにしていますよ!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。そして、番組の感想もお待ちしています!それでは、またね!