こんにちは、マイクです!今日は2025年6月4日、火曜日ですね。さて、今日も「zenncast」をお楽しみいただきありがとうございます!今日はZennでトレンドの記事をいくつか紹介していきますよ。
まずは、前回紹介した記事の中から、「.d.tsファイル」「Claude Code Action」「minify の効果」を挙げておきますね。
さて、今日のおたよりは残念ながら届いていませんが、続いて今日紹介する記事の本数をお伝えします。今日は全部で5つの記事を紹介します!
それでは、さっそく今日の内容を紹介していきましょう。
まず1つ目の記事は、「シンプルな MCP サーバを作って動作を理解する」です。この記事では、MCP、つまりModel Context Protocolについて学びながら、シンプルなMCPサーバの実装を解説しています。MCPはAIアプリケーションが大規模言語モデルにコンテキストを提供するための標準化手法で、Pythonでの実装を通じて、サーバの立ち上げ方や基本的な機能を理解することができます。
実装はmacOS環境を前提としていて、必要なモジュールをインストールし、GitHubリポジトリをクローンするところからスタート。サーバは、テキストを逆順にする「reverse-text」や、大文字に変換する「uppercase」といったシンプルな機能を持っていて、クライアントからのリクエストに応じて適切な処理を行います。これからのAIの進化に伴い、MCPの利用価値は高まると考えられているので、興味のある方はぜひ実装に挑戦してみてくださいね。
次に2つ目の記事、「Windows上のDevContainerで簡単にClaude Code 動かす方法」です。こちらは、WindowsでClaude Codeを動かすためのWSL設定を簡単に行う方法を紹介しています。DevContainerを使うことで、MacやLinuxでも同様の手順で実行可能です。
まず、VS CodeとDocker Desktopをインストールし、作業用ディレクトリを作成。その後、`.devcontainer`フォルダ内に`devcontainer.json`ファイルを作成します。この設定で、Claude Codeの公式フィーチャーを追加し、JSONファイルの自動フォーマットを行うことができます。初期セットアップも簡単で、ターミナルから`claude`コマンドを実行するだけでプロジェクトの初期化ができます。これでClaude Codeの開発環境が整いますので、ぜひ試してみてください。
さて、3つ目の記事は「ユーザー認証における脅威分析のための2つの軸」です。最近の不正ログイン事件を受けて、ユーザー認証の重要性が増していますね。本記事では、脅威を「ターゲットとなるユーザーのアクションが必要かどうか」と「ターゲットとなるユーザーのデバイスや環境にアクセスする必要があるか」の2つの軸で分析するフレームワークを提案しています。
具体的には、脅威を4つの象限に分けて説明しています。フィッシング攻撃やリモート攻撃、デバイス盗難など、さまざまな脅威を理解し、適切な対策を講じることが求められています。例えば、パスキー認証はフィッシング耐性が高いですが、デバイスのセキュリティも重要です。このフレームワークを使って、エンジニアやサービス提供者が効果的なセキュリティ対策を設計できるようになることを期待しています。
続いて4つ目の記事は「なぜかズレるUI 文字数制限だけでは足りないこともある話」です。UI設計では、デザイナーとエンジニアが協力することが重要ですが、単純な文字数制限だけでは解決できないことがあります。プロポーショナルフォントの特性により、同じ文字数でも表示幅が異なるため、視覚的に安定しない事態が生じることも。
解決策としては、最大表示幅を共有したり、省略時のルールを明確にすることが推奨されています。フォントの特性を理解し、デザインと実装の認識を一致させることが、UIの整合性を保つためには欠かせません。エンジニアは実装時にフォントの影響を考慮し、デザインの意図を反映させる努力が求められています。
最後に5つ目の記事、「Webサービス+Discord BotのCloudflare移行記録(個人開発)」です。この記事では、個人開発のWebサービスとDiscord BotをVercelからCloudflareに移行したプロセスが詳しく記録されています。コストや運用負荷の増加を受けて移行を決断し、段階的に進めた様子が紹介されています。
移行後のシステムは、Cloudflare Workersを役割ごとに分割し、非同期処理を実現しています。特に、Discord Botの実装にはCloudflare特有のライブラリを使用しており、機能向上が図られています。しかし、Webフロントエンドにはさらなる改善が必要とのことです。個人開発のプロジェクトにはCloudflareが実用的であることが伝わってきますね。
さて、今日紹介した記事を駆け足で振り返ってみました!MCPサーバやClaude Code、ユーザー認証の脅威分析、UI設計、Cloudflareへの移行など、興味深い内容が盛りだくさんでした。次回もまたお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに記載されていますので、ぜひチェックしてくださいね。番組の感想もお待ちしています。それでは、また次回お会いしましょう!