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2025/5/27
今日のトレンド

デジタルアドレスとrepomix

こんにちは、皆さん!マイクです。今日は2025年5月28日、火曜日ですね!さて、今回はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介していきますよ。

前回紹介した記事には、「エージェントコーディング感想戦」「メタに学ぶ、大規模開発のデータフェッチ設計と最適化」「TS特化クラインプログラミング」といった内容がありました。これらのタイトルから、エージェント、データフェッチ、プログラミングなどの重要なキーワードが浮かび上がりますね。

今日は、全部で5本の記事を紹介します。それでは、さっそく今日の内容に入っていきましょう!

まず1つ目の記事は、「7桁で住所が分かる時代に!?デジタルアドレスの可能性と限界」です。デジタルアドレスというのは、日本郵便が提供する7桁のランダムな英数字で、物理的な住所の代わりに使われる仕組みです。このシステムはAPIを通じて簡単に利用できるんですが、普及にはたくさんのウェブサイトやブラウザの対応が必要になるんです。

デジタルアドレスは340億通りの住所を表現できるため、非常に多様性があります。ただ、匿名性の問題もあって、フリマなどの匿名配送にはあまり向いていないという点もあります。APIの使用は簡単で、ゆうIDで認証した後にAPI認証キーを取得して使い始めます。主なAPIには住所検索を行うsearchcode APIや、郵便番号を調べるaddresszip APIなどがあります。

ただ、デジタルアドレスの普及にはECサイトでの住所補完などのユースケースが考えられますが、多くのサイトが対応しないと難しいですね。利便性とセキュリティのバランスが重要になるでしょう。

それでは、次に進みましょう!...

2つ目の記事は、「VibeCodingに必須の便利ツール『repomix』の紹介」です。このrepomixは、LLMに渡すためのコードコンテキストを1つのファイルにまとめるツールで、やまだしさんによって開発されました。質の高いコンテキストを提供することが重要で、repomixはその役割を果たします。

VibeCodingを行う際、実装計画を作成せずに進めるとハルシネーションが発生しやすくなりますが、repomixを使うことで必要な情報を漏れなくまとめられます。使い方は簡単で、Node.jsがインストールされた環境でコマンドを入力するだけです。

生成されたファイルを用いてLLMに実装計画を作成させることができるので、質の高いアウトプットが得られます。実装計画の質を向上させ、効率的な開発が可能になるので、興味があればぜひ試してみてくださいね!

それでは、次の記事に移りましょう!...

3つ目の記事は、「新しいブラウザ操作系エージェントのworkflow-useがかなり良さそうな予感」です。新たに登場したworkflow-useは、従来のエージェントが抱えていた課題を解決する可能性を秘めています。

従来のエージェントは自然言語で指示を受けるため、指示の揺らぎや処理時間の遅延が問題だったんですが、workflow-useではユーザーがあらかじめ定義したワークフローに基づいて操作を行います。これにより、処理速度が向上し、トークン消費も抑えられます。

ただ、workflow-useにはブラウザのUI変更に対する脆弱性があるため、注意が必要です。業務向けシステムやレガシーシステムの自動化に特に適していますので、興味のあるエンジニアの方はぜひチェックしてみてください!

続いて、次の記事です!...

4つ目の記事は、「アクセストークンの保管場所のベストプラクティスを求めて〜XSSとCSRFの対策〜」です。アクセストークンの保管場所に関する議論が盛んで、「localStorageに保存すべきではない」との意見が多いです。

localStorageは実装が容易ですが、XSS攻撃によってデータが盗まれるリスクが高いです。一方、Cookieを利用する場合はHttpOnly属性を設定することでXSS攻撃から保護できますが、CSRFの脆弱性があるため、同じサイト内での設定が必要です。

メモリにJWTを保管する方法もあり、XSS脆弱性を軽減できますが、リフレッシュトークンと併用することが推奨されています。具体的なアプローチとして、アクセストークンをin-memoryで、リフレッシュトークンをHttpOnly Cookieで保存する方法が紹介されています。

このように、アクセストークンの保管方法には様々な考察があり、リスク管理が重要だということが分かりますね。

それでは、最後の記事に行きましょう!...

5つ目の記事は、「Claude Codeを使う際のMAXプランのRate Limitを理解する」です。Claude CodeのMAXプランには、1セッション内で送信できるメッセージの数がコンテキストの長さによって変動します。セッションはメッセージを送信した瞬間から始まり、5時間後にリセットされる仕組みです。

MAXプランには2種類あり、それぞれProプランの5倍または20倍の利用が可能です。特にタスクを分割し新しい会話を始めることでパフォーマンスが向上するそうですよ。

月間50セッションを超えると利用制限がかかる可能性がありますが、これは全てのユーザーに公平なアクセスを保つための対策です。日常的に複数のセッションを使うエンジニアの方は、利用状況を意識しておくと良いでしょう。

さて、今日はここまでで、紹介した記事を駆け足でおさらいしますね!デジタルアドレスの可能性、repomixの便利さ、workflow-useの効果、アクセストークンの保管方法、そしてClaude CodeのRate Limitについてお話ししました。

次回またお会いできるのを楽しみにしていますよ!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてください。そして、番組の感想も募集中です!それでは、素敵な一日をお過ごしください!

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