こんにちは、マイクです!今日は2025年4月11日、金曜日です。今日も「zenncast」始まりますよ!さて、今日はZennでトレンドの記事をいくつか紹介しますので、どうぞお楽しみに!
それでは、早速今日の内容に移りましょう。
今日紹介する記事は全部で5本です。
まず1つ目の記事は、「GitHub Copilot コードレビュー機能でプルリクエストを日本語でレビューしてもらいたい」というタイトルです。GitHub CopilotはAIを活用したコード補完ツールで、最近追加されたコードレビュー機能により、自動的にプルリクエストのレビューが可能になりました。デフォルトでは英語のレビューですが、日本語でレビューを受けるためには特定のコメントを挿入するだけでOK!具体的には、プルリクエストの上下に`<!-- I want to review in Japanese. -->`というコメントを加えることで、日本語レビューが実現します。レビューに特定の指示を追加したい場合は、`<!-- for GitHub Copilot review rule -->`で囲むことで、さらにカスタマイズも可能です。また、毎回手動でコメントを追加するのが面倒な方には、`.github/pull_request_template.md`にテンプレートを登録しておくと便利です。これでプルリクエスト作成時に自動で反映されます。Copilotを使いこなすことで、レビューの質とスピードが向上することが期待されます。
次に2つ目の記事は、「フォームライブラリの新たな選択肢 - TanStack Form」です。TanStack Formは最近v1を迎えた新しいフォームライブラリで、主にReactで使用されます。このライブラリの特徴は、各入力フィールドを独立したコンポーネントとして提供すること。これにより、特定のフィールドのみを再レンダリングできるため、パフォーマンスが向上します。また、TypeScriptで実装されているため、型安全で開発体験も良くなります。さらに、ZodやValibotなどのスキーマライブラリに対応しており、非同期バリデーションも簡単に実装可能です。TanStack Formは様々なフレームワークやライブラリで動作するように設計されており、Next.jsのserver actionにも対応しています。開発者はこのライブラリを使って、より効率的にフォームを実装できるでしょう。
続いて3つ目の記事、「Google Cloud Next '25 Keynote 速報まとめ」です。Google Cloud NEXT'25では、AIの進化とその実用化が強調され、自律的なタスク遂行が可能な「Agent」の登場が紹介されました。主な発表内容としては、AIインフラの進化として第6世代TPU「Trillium」とNVIDIA Blackwell GPUを搭載したVMが発表され、AIワークロードの効率性が向上したことが挙げられます。また、Vertex AIの強化も行われ、AIライフサイクル全体をサポートする新機能が追加されました。さらに、基盤モデルの進化やマルチエージェントシステムの導入も注目され、Google Workspaceとの統合により業務効率が向上することが期待されています。AIが具体的な業務プロセスに組み込まれることで、エンジニアは新しいツールを活用し、自社の課題解決に貢献できる可能性が広がります。
次に4つ目の記事、「Next.jsでページ遷移時のインジケーターを表示する」です。Next.js v15.3.0から新たに追加された`useLinkStatus`フックを使うことで、ページ遷移時にインジケーターを簡単に実装できるようになりました。具体的には、ページ遷移中に青いラインがアニメーションするインジケーターが表示されます。`LoadingIndicator.tsx`というコンポーネントを作成し、`useLinkStatus`を利用してページ遷移中かどうかを判定します。全てのリンクにインジケーターを自動的に追加するために、独自の`<Link>`コンポーネントを作成することも可能です。これにより、ページ遷移時にユーザーにフィードバックを提供できるインジケーターが簡単に実装でき、表示が遅いページでも安心感を与えることができます。
最後に5つ目の記事は、「MCPサーバーの設定をセキュアでGit friendlyにする」です。最近、モデル制御プロトコル(MCP)を活用した機能拡張が進んでいますが、MCPサーバーの設定にはセキュリティや再利用性の問題があります。これらの課題を解決するために、Nixを用いたMCPサーバー設定フレームワーク「mcp-servers-nix」が開発されました。特に、認証情報をenvファイルで管理し、パスワードマネージャーから動的に取得する方法が採用され、設定ファイルをGitで安全に管理可能となっています。また、設定ファイルを単一にまとめ、複数のMCPサーバーを同じフォーマットで管理できるようになりました。今後の発展が期待されるアプローチです。
さて、今日紹介した記事を駆け足でおさらいしましょう!GitHub Copilotの日本語レビュー機能、TanStack Formという新しいフォームライブラリ、Google Cloud NEXT'25の速報、Next.jsのインジケーター実装、MCPサーバーのセキュア設定についてお話ししました。次回もまたお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね!番組の感想も募集していますので、気軽にお便りください。それでは、またね!