こんにちは、マイクです!今日は2024年11月6日、火曜日ですね。さて、今日も元気に「zenncast」をお届けします!今日はZennで話題の記事をいくつか紹介していきますよ。
まず、前回紹介した記事についてですが、【無料公開】560万円かけて開発したサービスのソースコード、消耗せずに「良いコード」とはなにかを考える、次世代 PHP 静的解析リンター `Fennec` でしたね。とても興味深い内容でしたが、今日は新しい記事をご紹介していきましょう。
さて、今日紹介する記事の本数は全部で5本です!それでは、さっそく今日の内容を見ていきましょう。
最初の記事は、「下書き」「一時保存」という要件を甘く見積もってはいけないです。この内容では、一時保存や下書きの機能が実装される際の複雑さについて詳しく解説されています。多くのサービスで一般的な機能ですが、実際には必須項目が未入力での保存、ファイル添付の管理、正式データとの整合性など、考慮すべき点がたくさんあります。データの管理方法としては、単一テーブルか二つのテーブルを利用する案があり、最終的には二つのテーブルでの管理が選ばれました。特に、一時データを正式データにする際の処理の流れが重要で、正式データが存在するかどうかで操作が変わることが強調されています。一見シンプルに思える機能も、実際には多くの検討が必要であることを教えてくれる記事でしたね。
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次にご紹介する記事は、「片手で使えるUIを考える! 〜苦なくタップできる領域とは?〜」です。スマートフォンが大型化する中で、片手での操作が難しくなってきています。この記事では、親指でタップできる領域をヒートマップで示し、特に緑の領域が使いやすい範囲であると指摘しています。重要なボタンを画面下部に配置する工夫や、画面を引っ張って操作を可能にするインタラクションの提案がありました。さらに、スワイプバック機能の改善や、デバイスを傾けることでボタンの位置を変える新しいインタラクションの提案もあり、特に小さな手の持ち主にとっても使いやすいUI設計の重要性が強調されています。これからのUI設計にはこうした配慮が必要ですね。
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続いては「Google コードレビュー・ガイドライン要約【コードレビューの基準編】」です。Googleのコードレビューに関する基準がまとめられています。レビューの目的はコードの品質を改善することであり、完璧なコードを求めるのではなく、改善意欲を保つことが重視されています。レビュアーは「Nit:」プレフィックスを使って、重要でない指摘を行うことが推奨され、教育的な目的のコメントにも活用されます。レビューでは客観性が求められ、技術的な事実が優先されることもポイントです。これにより、開発者とレビュアーの間のバランスを保ちながら、コードの品質を向上させていくことができるんですね。
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次の記事は、「SimRAGで専門分野にも強いRAGを作る」です。この記事では、専門的なドキュメントを使用してファインチューニングを行うSimRAGという手法が解説されています。専門性の高い分野ではデータ不足が課題ですが、SimRAGは2段階のファインチューニングプロセスを通じて高精度な回答を実現します。医療や科学、コンピュータサイエンスの各分野で優れた性能を示しており、特にファインチューニングの自動化が注目されています。ただし、新モデルの登場に伴って再学習が必要なため、慎重な検討が求められることも忘れてはいけません。
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最後の記事は、「Haskell で Cloudflare Workers 製のフルスタックブログエンジンを作ったら快適すぎた」です。著者がHaskellを使ってフロントエンドからバックエンドまで全て実装したブログエンジンの開発について述べています。APIの型レベルでの定義や、Cloudflare Workersを利用したサーバレスアプリケーションの実装により、効率的な開発体験が得られました。特にAPIの一貫性と型安全性が高く評価されていて、Haskellを使用することで得られる利点が強調されています。こうした技術が実際のプロジェクトでどのように活用されるのか、興味深いですね。
さて、今日のまとめです。まずは一時保存や下書きの実装の複雑さ、次に片手で使えるUIの重要性、続いてGoogleのコードレビューの基準、専門分野に強いRAGを作るSimRAGの手法、そしてHaskellを用いたフルスタックブログエンジンの開発についてお話ししました。
次回もまたお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。それでは、番組の感想もお待ちしています!今日はありがとうございました!