こんにちは、皆さん!マイクです!今日は2025年4月12日、土曜日です。さて、今日の「zenncast」では、Zennで話題になっているトレンドの記事をいくつかご紹介しますよ〜!
まずは、前回紹介した記事についてですが、今回は特に触れることはありませんので、さっそく今日の内容に移りましょう!
今日紹介する記事は全部で5本です!それでは、早速内容に入っていきましょう!
1本目の記事は「Storybook の情報を抜き出して MCP サーバにしてみる」です。この内容は、LayerXのスタッフエンジニアであるizumin5210さんが、Ubieの社内デザインシステムをMCPサーバー化する手法について触れています。彼はMCPサーバーの設計において、全コンポーネントの情報を一括で渡すとノイズが多くなり性能が低下するため、コンポーネント情報をリスト取得と詳細取得に分割するアプローチを採用しました。具体的には、Storybookを活用してReact製の共通UIコンポーネントを整備し、各コンポーネントのTSDocを利用して詳細情報を提供する方法を試みました。これにより、開発生産性が向上し、MCPのプロトコル理解が深まり、AIによる開発支援の進化が続く中で実際に手を動かすことの大切さを再確認したそうです。
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2本目の記事は「WebAssembly の歩き方」です。WebAssembly、通称Wasmは、ブラウザでの高速な実行を可能にする新しい技術です。従来のHTMLやJavaScriptだけでは処理しきれない高負荷な処理を効率的に行うために設計されています。Wasmはバイトコード形式でコンパイルされ、異なるCPUアーキテクチャに依存せずに動作します。また、Wasmは安全性を考慮した仕組みを持ち、メモリへの不正アクセスを防ぎます。特に、Go言語を使った実装例が紹介されており、TinyGoを利用することでより小さなバイナリを生成し、ウェブアプリケーションのロード時間の改善に寄与することが期待されています。WebAssemblyの今後の発展にも注目です!
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3本目の記事は「.clinerulesを導入して、開発効率を上げていきたい話」です。こちらはアルダグラムのエンジニアkageyamaさんが、AIツール導入の一環として「.clinerules」の活用について述べています。「.clinerules」はプロジェクトにおける指示を統一し、出力精度やセキュリティを向上させるための設定ファイルです。導入に際しては、実装手順に依存しないルール設定を重視し、必要最低限の情報のみを記載することが合意されました。また、プロジェクト固有のコンテキストの共有や開発効率の最適化を実現することを目指しています。今後も「.clinerules」をガイドラインとして活用し、AIによる開発支援をスムーズにする方針だそうです。
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4本目の記事は「レンダラを作るためのメモ その1 - 物理量と単位」です。この記事では、3DCGのレンダラを作成するために必要な物理量と単位についてまとめられています。特に放射量や測光量の種類とその単位が詳述されています。放射エネルギーや放射束、放射強度など、さまざまな物理量が紹介されており、これらの理解がレンダリングにおいて重要であることが強調されています。また、測光量に関しても人間の明るさの知覚を考慮した単位が説明されています。次回は変数変換とヤコビアンについてのメモを予定しているそうです。
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最後に5本目の記事「社内のデザインシステムをMCP化したので事例を紹介!」です。株式会社エス・エム・エスのエンジニアが、社内のデザインシステムをMCP化し、自然言語によるコーディング環境を整備した事例を紹介しています。MCP化によってデザインシステムのUI実装が効率化され、特にFigma情報の活用が重要となっています。デザイントークンやコンポーネント定義をLLMに提供することにより、効果的なUI実装が可能となります。今後は非エンジニアでも簡単に開発できる環境を整備し、開発の効率化を目指すとのことです。
さて、今日は5本の記事をご紹介しましたね。内容を駆け足でおさらいすると、MCPサーバー化やWebAssembly、AIツール導入、レンダリングに必要な物理量、そしてデザインシステムのMCP化と、どれも興味深い内容でした!次回もお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。そして、番組の感想もお待ちしています!それでは、またね〜!