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どうもー、おはようございます。マイクでーす。
FMっぽくゆるっとお届けしていきますよ。

今日は2026年5月14日、木曜日の朝7時。
ここからの時間は「zenncast」、Zennで今トレンドになっている記事を、ラジオ感覚で一緒に追いかけていきましょう。通勤・通学中の方も、作業のおともに聞いている方も、耳だけ貸してもらえればOKです。

今日は全部で5本の記事を紹介していきます。LLM同士のオセロ対戦から、Claude Codeの実践ワークショップ、そしてAIエージェントと開発フローの最前線まで、かなり濃いラインナップです。それぞれ500文字くらいで、かみくだきながら紹介していきますね。

それでは、1本目いってみましょう。

今回最初に紹介するのは、
「【Claude Code VS Codex】同じSkillsでオセロ対戦させたら、56-8で○○が完敗した話」
というタイトルの記事です。

これ面白いのが、Claude Code(Opus4.7)とCodex(GPT-5.5)という2つのLLMに、まったく同じ「オセロSkill」を渡して、ローカルのHTTPサーバと共通JSON API経由で自動対戦させているところなんですよね。人間は一切指さない、AI同士のガチ勝負。評価関数も「位置評価テーブル+モビリティ評価」で共通なのに、最終スコアはなんと56対8という大差。途中まで白のClaudeが29対1で圧勝ペースだったのに、X-squareに打ってしまったことで斜めラインから角を取られて、そこから一気に大逆転されるというドラマチック展開です。同じスキルでも、どこまで先を読むか、日本語でダラダラ考えるか、リスクをどれくらい取りにいくか、あと評価関数に書いてない「角の斜めライン」の危険さを自力でどれくらい補完できるか。その違いが、こういう形で可視化されたのがすごく面白い。とはいえ、1局のオセロだけで「どっちが強い!」と一般化はできないよね、って冷静に締めているのも良くて、遊びつつも研究としてのスタンスがしっかりしてる記事でした。同じ仕組みは将棋やチェスにも応用できるので、モデルごとの「性格診断」みたいに遊べそうです。

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続いて2本目。
タイトルは「手を動かして学ぶ Claude Code 入門ワークショップを公開しました〜!」です。

これは「Claude Codeをちゃんと触りながら学びたいんだけど、どこから始めればいいの?」という人にどんぴしゃな内容。ブラウザからCloudFront経由で、EC2上に用意されたVS Codeベースの環境にアクセスして、あのホワイトボードツール「Excalidraw」の実際のコードベースを題材に学んでいきます。コードを読むところから、修正して動作確認して、コミットまで、一連の“実務フロー”をClaudeと一緒に体験できるワークショップになってるんですね。ポイントは、Claude Codeならではの機能を、名前だけじゃなく「ちゃんと手を動かして理解できる」ようになっていること。毎セッション自動で読み込まれるCLAUDE.md、Plan Modeでの計画立案と承認フロー、コンテキスト管理のための各コマンド、Tool連携の標準規格MCP、タスク特化のサブエージェント、再利用可能なワークフロー単位のSkill、イベント駆動のHook、自動導入を可能にするPluginまで、一気に体験できます。単なるチュートリアルじゃなく、「現場でどう使うか」を想定した構成になっていて、フィードバックを受けながら継続的にアップデートしていく方針というのも、長く付き合えそうでいいですよね。

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3本目の記事は、チーム開発で耳が痛い人も多そうなテーマ。
「コードレビューのボトルネックを"する側"と"される側"の両面から解消する」です。

最近よくあるのが、AIエージェントが大量にPRを投げてくるけど、人間側のレビューが追いつかない問題。このチームはそれに対して、「レビュイー=PRを出す側」「レビュアー=見る側」「マージ後フォロー」という3つの観点から、フローを丸ごと再設計した、という話です。まずはPRガイドラインと、AGENTS.md / .agent-rules / .agent-skillsで、ルールやスキルを一元管理。人間もAIも、同じ「開発の憲法」を見るようにして、前提のズレを減らしています。その上で、GitHub ActionsとClaude Codeを組み合わせて、PRのサイズを自動判定→AIレビュー→条件を満たしたら自動Approve、という流れを構築。XSやSサイズの軽いPRはAIが3段階判定でチェックして、OKならサクッとマージできるようにしているので、人間は中〜大規模PRのみに集中できます。レビュー用スキルを「初回レビュー」と「再レビュー」で切り替えたり、確信度スコアや軽量モデルの使い分け、コメントの上書きなどで、コストとノイズも削減。さらにSlackのDailyで、日ごとのレビュー担当を明示して「誰が見るのか分からないから放置される」状態も防止しています。最後はDevinのPlaybookで、マージ後3日分のPRを自動巡回して、不具合懸念を検出・分類、深刻度Aなら自動修正PRまで出すという徹底ぶり。その結果、マージPR数は約2.7倍、リードタイム中央値は約1/3に短縮しつつ、品質もキープできたということで、AI時代のコードレビュー運用の、かなり実践的なベンチマークになりそうな記事でした。

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4本目は、もう少し日々の運用寄りの話です。
タイトルは「Claude Code Routines で Issue の自動対応をチームで回している話」。

社内ツールの細かいバグとか「この文言変えたい」みたいなIssueって、気づくと山のように積み上がっていきますよね。この記事のチームは、この“積もり続ける小さなIssue”に対して、Claude Code Routinesを使って、自動でGitHub Issueを修正していく仕組みを作っています。クラウド上のRoutinesに「/auto-fix-issue」というコマンドを登録して、4人のメンバーが平日1時間おきに実行するよう設定。結果として、平日15分に1回、AIがIssueを拾いにいく体制が、Extra Usageなしで実現できているのがポイントです。スキル側では「Issueの選定→ブランチ作成→最小限の修正→PR作成→Issueへのコメント」までを自動化していて、ラベル付けやアサイン、自動レビュー、プレビュー環境のデプロイといった“機械的な作業”はGitHub Actionsに任せる分業スタイル。Routinesはクラウドで動くので、PCを開かなくてもIssueが消化されていく安心感と、質問なしで完遂まで持っていくバックグラウンド処理が強みとして語られています。一方で、セッションをチームで共有できないとか、設定が個人依存になりがち、PRの作者が実行者アカウントになる、といった課題もきちんと整理。最後には、ライブラリアップデートの要約やバンドルサイズ監視など、「決まった時間に回ってほしい雑務」全般に応用できるよ、という未来像も描かれていて、日々のメンテ作業をAIに任せていくヒントが詰まった内容でした。

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そしてラスト5本目。
タイトルは「30日後にサービスをリリースして不労所得を得る開発者 (1日目) ― Claude Code 全活用で楽したい開発者の基盤構築」です。

これは聞いただけでワクワクする企画ですね。筆者は「いまは労働収入だけなので、30日でSaaSをリリースして不労所得を得たい」という目標を掲げて、月額課金の営業CRM「EIGYOU」を作るチャレンジを始めています。Flutter製でiOS / Android / Webを一気に展開しつつ、予定・顧客・商談メモをまとめて管理できる“軽量CRM”として提供する構想。無料プランはDriftによるローカルDB、有料はDrift+Firestore同期という二段構えにしていて、課金へのハードルを下げつつ、Firebaseコストも抑える設計になっています。面白いのが、1日目なのに「コードを書かない」ことを選んでいる点。やったのは、モノレポ構成(apps / packages / functions)やClean Architectureの4層構造、Melos+Dart workspace、dev/prodのFlavor設定、VSCodeの起動設定、Firebaseセキュリティルールの雛形、GitHub ActionsのCIなど、“あとの30日で迷わないための基盤づくり”に徹していることなんです。そして、この基盤をClaude Codeが最大限活用できるように、CLAUDE.mdや設計ドキュメント、.claude/skillsを整備して、「開発の8割をAIに任せられる状態」をゴールにしている。要するに「人間が働くんじゃなくて、AIが迷わないように環境とルールを整える」という逆転の発想で、ソロ開発に挑む連載の1日目になっています。今後の29日分の展開も気になる、連載のスタート回でした。

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というわけで、今日の「zenncast」は、
LLM同士のオセロ対戦の話から、Claude Code入門ワークショップ、
コードレビューのボトルネック解消の実践例、
Claude Code RoutinesでのIssue自動対応、
そして30日でSaaSをリリースして不労所得を狙う開発者の1日目まで、
AIと開発現場の“今”がギュッと詰まった5本をお届けしました。

気になった記事があった方は、ぜひショーノートから元の記事もチェックしてみてください。今日話した内容のキーワードや流れも、ざっとまとめておきます。

番組「zenncast」では、感想や「こんな記事を取り上げてほしい」「こういうテーマで深掘りしてほしい」といったリクエストも大歓迎です。通勤途中に聞いているよ、とか、作業用BGMにしてるよ、なんて一言だけでも励みになります。

それでは、そろそろお時間です。
お相手はマイクでした。
また次回のzenncastでお会いしましょう。いってらっしゃい!

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