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2025/10/12
今日のトレンド

JSON APIとTinyGo

こんにちは、マイクです!今日の日付は2025年10月13日、月曜日です。今日はZennで話題になっている記事をいくつかご紹介していきますよ!

さて、前回紹介した記事についてですが、今日は内容が盛りだくさんなので、さっさと今日のトピックに移りましょう。

今日紹介する記事は全部で5本です!それでは、最初の記事から行ってみましょう。

1つ目の記事は、「モダンフロントエンドはJSON APIが鬱陶しいので、無くしていきたい」というものです。この記事では、モダンフロントエンド開発におけるJSON APIの利用がどのように煩雑になっているのか、特にシングルページアプリケーション、いわゆるSPAに焦点を当てています。著者は、Reactを用いた開発において、JSON APIの設計や実装にかかる手間が増加していることを指摘しています。具体的には、APIエンドポイントの設計から始まり、JSONシリアライザの作成、Open APIドキュメントの用意、クライアントサイドでのデータ取得と変換、さらにはテストまで、フロントエンド開発にかかる労力がかなりのものになると述べています。

著者は、これらの負担を軽減するために、SPA化をやめてERBをそのまま使う戦略や、インタラクティブな部分だけをReactで実装し、その他はサーバーサイドでレンダリングする「island化」の手法を提案しています。さらに、JSON APIにHTMLを載せる方法も考慮されており、これによって開発効率がぐっと向上するとのこと。最後には、今後のフロントエンド開発におけるJSON APIの利用方法の見直しが必要だと結論づけています。

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次の記事に行きましょう!2つ目の記事は、「TinyGoはどのように "Tiny" を実現している?」です。TinyGoは、リソースが限られた環境でGo言語を実行するためのコンパイラです。このTinyGoは、Goの記法をそのまま利用できる点が魅力。特に実行ファイルのサイズを大幅に削減できることが特徴です。通常のGoコンパイラは機能が豊富なぶんサイズが大きくなるのですが、TinyGoはパフォーマンスを少し犠牲にしてでもサイズを最適化しています。

TinyGoはLLVMをバックエンドに使っていて、これによって多様なターゲットに対応し、高度な最適化が可能です。具体的には「Hello, 世界」というシンプルなプログラムが、Goでは約2.4MBなのに対し、TinyGoでは約308KBにまで縮小されるとのこと。さらに、ガベージコレクションやgoroutineの管理がシンプルになっているので、メモリ使用量も削減。これにより、リソース制約のある環境でもGoの表現力を存分に発揮できるツールとして注目されています。

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さあ、次の記事へ行きましょう!3つ目の記事は「Claude・Codex・Kombaiを使ったFigma to Codeの比較」です。この記事では、AIツールを用いてデザインからコードへの変換を比較しています。特にFigmaから生成する際の精度に焦点が当てられています。比較対象はClaude Code、Codex CLI、Kombaiの3つです。

実験では、同じFigmaデザインを使用して各ツールで生成されたコードの再現度を評価しました。その結果、Kombaiが最も高いデザイン再現度を示しており、特にレスポンシブ対応がしっかりしていると評判。一方で、Claude Codeは一部レスポンシブ対応が不十分だったとのことです。AIツールの進化がフロントエンド開発にどのように寄与しているかがわかる興味深い内容でした。

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続いて、4つ目の記事です!タイトルは「DDDとクリーンアーキテクチャをはじめよう-Rust編」です。この内容では、Rustを用いてドメイン駆動設計、いわゆるDDDとクリーンアーキテクチャに基づくTodo APIの実装方法を解説しています。アーキテクチャは複数のレイヤーで構成され、依存関係は内向きに設計されています。

特に、Rustの所有権システムを利用して状態遷移を管理し、リポジトリはSQLxを使って非同期に接続を管理する仕組みが紹介されています。プレゼンテーション層ではリクエストの検証が行われ、エラーマッピングもしっかり整備されています。Rustの特性を生かした設計が魅力的で、これからの開発に役立つ情報がたくさん詰まっています。

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最後に、5つ目の記事に行きましょう!こちらは「ROS 2のパッケージを公開してみた」というタイトルです。ForteFibreのマンゴー氏が、ROS 2の新しいパッケージ「parameter_expression」を公開する過程を記録しています。このパッケージは、パラメータに数式を文字列として指定できる機能を持っています。

公開までの手順が詳しく紹介されており、ソースコードやライセンスの準備から始まり、リリースレポジトリの作成依頼、バージョン管理、リリース処理までの流れがスムーズに解説されています。この情報は、ROS 2のパッケージ公開を考えている方にとって非常に役立つ内容です。

さて、今日は5本の記事を紹介しました。内容を振り返ると、JSON APIの見直しやTinyGoの特性、AIツールによるデザイン再現、RustでのDDD実装、さらにはROS 2のパッケージ公開まで、技術の最前線が色々と詰まっていましたね。

次回も楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。また、番組の感想もお待ちしています。それでは、また次回お会いしましょう!お相手はマイクでした!

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