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2024/8/3
今日のトレンド

FlatConfigとGGUF選択 など

皆さん、おはようございます!マイクです!今日は2024年8月4日、日曜日ですね。さて、今日もZennでトレンドの記事を紹介していきますよ!

まずは、前回紹介した記事についてお話ししますね。前回は「ブラウザ拡張機能開発を加速するフレームワーク・ツール3選」や「Azure OpenAI Service の GPT-4o mini 要点まとめ」など、興味深い内容でしたよね。詳しくはショーノートをご覧ください。

それでは、今日の内容に移りましょう!今日は5本の記事を紹介します。

まず最初の記事は「仕組みと嬉しさから理解するeslint FlatConfig対応」についてです。

ESLintは新たにFlatConfigという設定形式を導入し、バージョン9からデフォルトになりました。次のバージョン10からはFlatConfigのみがサポートされる予定で、多くのユーザーが移行を考えています。この記事では、FlatConfigによる変更点とその利点、また移行に関する知見を中心に解説しています。

FlatConfigは旧来の設定形式から「override」や「extends」の概念を排除し、設定を「configuration object」の配列で表現します。これにより、設定の重複があった場合には後ろのものが優先され、よりシンプルな構成が可能になります。また、従来はESLintが独自に解決していたpluginやconfigの解決をJavaScriptのモジュール解決に任せることで、設定ファイルの管理が容易になります。

FlatConfigを導入することにより、複雑な設定の解決が簡単になり、Lintの対象ファイルを明確に指定できるようになります。また、カスタムのルールやpluginをパッケージ化せずに利用できる柔軟性も得られます。

移行にあたっては、既存の設定をFlatConfig形式に書き換え、pluginやSharable ConfigsもFlatConfigに対応が必要です。これにより、従来の設定ファイルの機能を維持しつつ、より効率的な運用が可能になります。移行時にはいくつかのポイントや注意点があり、特にファイル対象の指定やグローバルなignore設定の扱いについて理解が必要です。

次に、2つ目の記事「GGUFって結局どのサイズ選んだらいいの??」です。

この内容では、量子化サイズと手法による精度の変化を検証し、GGUFフォーマットのモデル選択について考察が行われています。使用したモデルは「Llama-3-Swallow-8B-Instruct-v0.1」で、評価対象は84種類の量子化モデルです。

量子化によるスコア低下については、一般的にQ8_0からQ4_K_Mまでのサイズで大きな低下は見られず、特にQ5_0がベストスコアを記録しました。汎用的な使用には8BモデルのQ4_K_MやIQ4_XSが適していると示唆されています。

さらに、量子化により生成速度は向上し、imatrixの適用は精度向上に寄与することが確認されました。ただし、Q2以下の量子化では応答の質が低下し、指示を無視する事例が増加するため注意が必要です。

データ選定については、英語と日本語の混合データを使用することが推奨され、プロンプトフォーマットに整形したデータの使用も考慮されています。全体として、VRAMに余裕がない場合はimatrixのQ4_K_MやIQ4_XSを選び、余裕がある場合はQ6_Kが最適とされています。

続いて、3つ目の記事「Node.jsの真の姿:サーバーサイドだけじゃない、現代の開発環境の要」です。

Node.jsは「サーバーサイドのJavaScript実行環境」として知られていますが、その役割は大きく拡大しています。多くの開発者がNode.jsをサーバーサイド開発だけでなく、npmを利用したライブラリ管理やフロントエンドフレームワークのビルドツールとしても使用しています。

Node.jsの再定義として、「ブラウザ外でJavaScriptを実行するための汎用的な実行環境」と位置付けられ、サーバーサイドアプリケーション開発、コマンドラインツール、デスクトップアプリケーションなど幅広い用途があることが強調されています。

特にフロントエンド開発においてNode.jsは、パッケージ管理やビルドプロセス、開発サーバー、タスクランナーとしての役割を果たし、開発者の生産性を高める重要なツールとなっています。

Node.jsの重要性は、統一された言語環境、豊富なエコシステム、高速な開発サイクル、クロスプラットフォーム対応にあります。現代のWeb開発において非常に柔軟で汎用的な技術基盤として機能していることが示されています。

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次に4つ目の記事「【Flutter】altive_lints に追加したカスタム Lint ルールを紹介」です。

オルティブ株式会社のFlutter開発者小林遼太さんが、同社が導入したカスタムLintルールを紹介しています。altive_lintsパッケージを使用して、特定の開発スタイルに合わせたルールを追加し、コードレビューの工数削減と品質向上を目指しています。

新たに追加されたカスタムLintルールの概要としては、`SliverToBoxAdapter`の連続使用を避けるルールや、ハードコーディングされたカラーの使用を避けるルールなどが挙げられています。また、国際化対応のためのルールや、可読性向上のためのルールも追加されています。

これらのルールは、開発チームが実際に運用を始めて改善点を見つけていく予定です。今後も新たなルールの追加が期待され、altive_lintsのチェックが促されています。

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最後に、5つ目の記事「ECS で小さく始める OpenTelemetry 構成」です。

この記事では、AWS ECS上でOpenTelemetryを用いた観測性の構成方法について説明されています。著者は、小さく始めて徐々に拡張していくアプローチを推奨し、具体的な構成としてOpenTelemetry SDKをアプリケーションに組み込み、トレースとメトリクスをOpenTelemetry Collectorに送信する方法を提案しています。

構成の要点は、OpenTelemetry Collectorが独立したコンテナとしてあり、Tempoにトレース、Prometheusにメトリクスを送信します。PrometheusはMimirを介してデータをS3に保存し、可視化はGrafanaで行います。

著者は、トレースとログの関連付けができていない点や、メトリクスの取得が不足している点を課題として挙げており、Lokiの導入を考えています。全体として、ECSでのOpenTelemetryの導入を通じて観測性の強化を目指しています。

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さて、今日ご紹介した記事を駆け足でおさらいしました!ESLintのFlatConfigの導入から始まり、量子化サイズの選び方、Node.jsの役割、FlutterのカスタムLintルール、ECSでのOpenTelemetry構成まで、盛りだくさんの内容でしたね!次回も皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね!番組の感想もお待ちしています。それでは、また次回お会いしましょう!

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