皆さん、こんにちは!マイクです。今日は2025年5月5日、月曜日です。今日も「zenncast」をお聞きいただきありがとうございます!今日はZennでトレンドの記事をいくつか紹介していきますよ。
さて、前回紹介した記事がありましたね。「話題のDeepWikiをセルフホスト?Open DeepWikiを試してみた」や「AI Agentの評価指標まとめ」、「Turborepoで構築するmonorepo構成」など、興味深い内容でしたが、今日は新しいトピックに進んでいきましょう!
それでは、今日紹介する記事の本数をお伝えします。今日は全部で5本の記事を紹介します。
まず1つ目の記事です!タイトルは「【2025年】爆速でゼロイチ開発するための技術スタック」です。
このドキュメントでは、個人開発やゼロイチの立ち上げに最適な技術スタックを提案しています。コストを抑えつつ、効率的に開発を進めるための選択肢が示されているのがポイントです。TypeScriptが開発の基盤として推奨されていて、フルスタック開発が可能。そして、React Routerが適しており、Next.jsは機能が複雑でオーバースペックとされています。React RouterのLoaderやActionsを使えば、CRUD操作を迅速に実装できるという点も強調されています。
次に、BaaS(Backend as a Service)としてはSupabaseがDBの選択肢として紹介され、認証にはBetter Authが推奨されているんです。Better Authは無料でカスタマイズ性が高く、テストが容易なんですよ。データベースにはPostgreSQLを利用し、フルマネージドなサーバーレスの選択肢としてSupabase DBのみを選んでいます。型生成が不要なDrizzleが選ばれているのも注目ですね。スタイリングにはTailwind CSSを採用し、UIフレームワークにはshadcn-uiが最適とされています。ホスティングにはコストが低いGoogle Cloud Runが選ばれていて、効率的でコスト効果の高い開発環境を提供しています。
次に行きましょう!2つ目の記事のタイトルは「遂に Cloudflare + Next.js(OpenNext) + Prisma 6.7.0(No Rust) が動く時代が来た」です。
最近、Cloudflare上でNext.jsを動かし、Prisma 6.7.0をRustなしで利用できる環境が整ったそうです。OpenNextを使用して、Cloudflare環境に適したNext.jsプロジェクトを構築し、PrismaをPostgreSQLの無料プランと連携させたことで、ビルドサイズが大幅に削減できたとのこと。従来のPrismaがRustベースでバンドルサイズが大きく、適応が難しかった問題が解決されました。
OpenNextは、CloudflareでNext.jsを動かすためのプロジェクトで、開発環境下でもCloudflareの環境変数にアクセス可能なんです。さらに、npmを用いてOpenNextプロジェクトを生成し、必要な設定を行う手順が詳しく説明されています。特に、Rust版のエンジンなしで動作可能になる設定が重要で、今後の課題としてはPreviewリリースの安定性などが挙げられていますが、実用的な環境が整ったことは素晴らしいニュースですね。
さて、次は3つ目の記事です。「MCP Serverを呼び出すAIエージェントをMastra、Next.js、AWS CDKで実装してみた」です。
つくぼし氏が、Mastra、Next.js、AWS CDKを利用してMCP Serverを呼び出すAIエージェントの実装方法を紹介しています。前回はECS Fargate上でMastraコンテナを稼働させましたが、今回はNext.jsと統合することでUIがカスタマイズされ、実用性が高まったそうです。システムの概要はGitHubリポジトリに公開されていて、ALBがリクエストを受け、ECS Fargateで動作するMastraエージェントがBedrockモデルを呼び出します。
新たにWAFを設定して特定IPからのアクセスのみを許可し、Secret Managerを使って環境変数を管理しています。特にNext.jsをMastraに統合することで、エージェント画面をカスタマイズできるのが魅力的です。検証手順も記載されており、ローカル環境でのセットアップやAWSへのデプロイ方法が詳しく説明されています。
次は4つ目の記事、「生成AIでネイティブiOSアプリをゼロから作ってリリースした体験談・知見」です。
著者は生成AIを活用してネイティブiOSアプリ「Setori」をゼロから開発・リリースした経験を共有しています。カラオケの曲リストや採点スコアを管理するアプリで、AIの能力を試すためにiOSアプリ開発に挑戦しました。著者はAIと人間の役割分担を明確にし、自身はプロダクトオーナーとして要件定義や動作確認を担当、AIには実装を任せたそうです。
使用したAIツールはClaude Codeで、これをMCP経由で運用しました。タスクは細かく分け、要件定義から実装までの流れを円滑に進め、実際の開発には約8時間かかり、アプリは成功裏にリリースされました。著者はこのプロセスからAIと人間の協働の効果を実感し、今後も新しい技術を取り入れながら柔軟に対応していく姿勢の大切さを述べています。
そして最後、5つ目の記事は「10分くらいでできるA2Aのはじめ方」です。
この記事では、Google製のA2A(Agent to Agent)プロトコルを利用した複数エージェントの連携方法について、具体的な手順が説明されています。A2Aを使うことで、異なるAIサービスを統合し、一貫したユーザー体験を提供できます。セットアップからエージェントの作成、ホストエージェントの作成まで詳しく説明されています。
特に、エージェント間の相互運用性を確保するための重要な要素についても触れられており、実践的かつ迅速にA2Aを利用した開発を始めることができる内容となっています。
それでは、今日紹介した記事を駆け足でおさらいしましょう!ゼロイチ開発の技術スタック、Cloudflare上でのNext.jsとPrismaの新環境、MCP Serverを利用したAIエージェントの実装、生成AIを活用したiOSアプリ開発、そしてA2Aプロトコルの基礎についてお話ししました。
次回会えるのを楽しみにしていますよ!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。また、番組の感想もお待ちしています。では、また次回お会いしましょう!さようなら!