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2025/4/14
今日のトレンド

生成AIツールとUX設計

こんにちは、皆さん!マイクです!今日は2025年4月15日、火曜日ですね。今日も「zenncast」をお聴きいただき、ありがとうございます!今回はZennでトレンドになっている記事を紹介していきたいと思います。

さて、前回紹介した記事については、uv on Docker、GitHub Copilotを完全に使いこなす会、Rust入門者は非同期Rustをやらないでください、という内容でしたね。これらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。

それでは、今日の内容に入っていきましょう!今日は全部で5つの記事を紹介しますよ。

まず最初の記事です。タイトルは「プログラミング用途の生成AI関連ツールの評価」です。この記事では、プログラミングにおける生成AIツールの評価が行われています。特に「Claude-3.7-sonnet」、「Gemini 2.5」、「deepseek-chat」の3つのモデルが取り上げられていて、それぞれの特徴が詳しく説明されています。Claude-3.7-sonnetはコーディング性能が高くて、特に1ファイルあたり1000行のコード管理が限界なんだそうです。Gemini 2.5は無料で利用でき、業務プログラミングに適している一方、単純なコーディング性能ではClaudeに劣るとされています。deepseek-chatはAIツール開発時の壁打ちに便利ですが、Clineでの利用には少し遅さがネックとなっています。また、コーディングエージェントや拡張の評価もあり、特にCopilotの進化が注目されていますね。TypeScriptにおける課題やプロンプトの書き方についても言及されています。AIを効果的に活用するためには、ユーザー自身の関与が重要だと結論づけています。

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次にご紹介するのは「エージェントのためのUX設計原則 by Microsoft」です。エージェントの進化が人間と計算機の関係を変えている中で、UX設計における新しい原則が求められています。Microsoft Designが提唱する「UX design for agents」は、AIエージェントのUX設計に関する重要なガイドラインを提供しています。この原則の中では、エージェントは人間の能力を拡張し、協働を促進することが求められています。具体的には、スペース、時間、コアという三つのカテゴリに分かれており、それぞれに具体的な設計指針が示されています。これに基づいてエージェントはユーザーのニーズに応え、効率的なサポートを提供することが期待されています。UX設計チェックリストも提案されていて、ユーザーとの関係を強化するためのポイントが整理されています。今後のエージェントシステムの進化には、常にユーザーのニーズを中心に据えたアプローチが求められるでしょう。

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次は「`@tanstack/react-form`のインストールサイズが約1/20に削減された話」です。なんと、`@tanstack/react-form`がバージョン1.3.2から1.13MBに軽量化され、インストールサイズが約24.2MBから大幅に削減されました。これはフロントエンドコミュニティでの議論を契機に実現したもので、特に`@remix-run/node`が無駄に使われていたことが問題視されました。具体的には、わずか3行のコードでimportされていたため、インストールサイズが大きくなっていたそうです。この問題を発見したのはReact TokyoのメンバーであるDaishi Kato氏で、彼の調査が問題解決に繋がりました。他のエンジニアの協力により、最終的に問題が解決されたという連鎖が重要だと著者は強調しています。今後も技術的な挑戦を続ける意欲を示しており、これからの展開が楽しみですね。

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続いてご紹介するのは「Vibe CodingとPrompt cachingの費用感」です。この記事では、Vibe CodingとPrompt cachingに関連する費用感について詳しく説明されています。Vibe CodingはAIが提案した仕組みを尊重しながら開発を行う手法で、特にClaude Codeを用いた実装方法が紹介されています。Prompt cachingの費用感については、実際の使用例をもとに細かく分析されています。キャッシュを使用することで、コストを大幅に削減できることが示されていて、具体的な数値も挙げられています。このように、キャッシュを利用することで最大90%のコスト削減が可能だという点が強調されています。AI技術を活用したコーディング戦略は、コスト管理と開発の効率性を高める可能性があるということですね。

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最後にご紹介するのは「Baseline MCP Serverを公開しました!」です。Model Context Protocol(MCP)の人気が高まる中、Baseline MCP Serverが新たに公開されました。このサーバーはWeb Platform APIを利用し、ブラウザのAPI機能のBaselineステータスを取得できるもので、特定のHTML要素がどのブラウザでサポートされているかをリアルタイムで確認できるんです。開発の背景には、LLMモデルの知識カットオフによる制約があり、最新のブラウザ対応状況を取得する手段が求められていました。このサーバーを利用することで、フロントエンドエンジニアはAIを活用し、より信頼性の高い情報を得られるようになります。今後のMCPの可能性が広がる中で、さらなるツールの開発が期待されています。

さて、今日ご紹介した記事を駆け足でおさらいしてみましょう!プログラミング用途の生成AI関連ツール、エージェントのUX設計原則、`@tanstack/react-form`のインストールサイズ削減、Vibe CodingとPrompt cachingの費用感、Baseline MCP Serverの公開についてお話ししました。次回会えるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。番組の感想もお待ちしています!それでは、また次回お会いしましょう!

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