皆さん、おはようございます!今日の日付は2024年9月26日、木曜日です。今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介していきますので、お楽しみに!
さて、前回紹介した記事ですが、今日は特に触れることはありません。では早速、今日の内容に移りましょう!
今日紹介する記事は全部で5本です。それでは、さっそく一つ目の記事からいってみましょう!
1つ目の記事は「OmiaiのFlutterプロジェクトのアーキテクチャ」についてです。株式会社Omiaiでは、マッチングアプリ「Omiai」のFlutterプロジェクトを2024年5月からスタートしました。このプロジェクトの目的は、既存のiOS、AndroidアプリをFlutterで置き換えることです。アーキテクチャ策定では、定量的目標としては実装タスクの完了日数やユニットテストのカバレッジ100%を重視し、定性的目標では業務ロジックを「実行可能な仕様」として記述しました。また、各層のパッケージを分離し、依存関係の明確化を図ることで、コードの可読性と保守性を向上させています。具体的には、appがプレゼンテーション層、domainが業務ロジック、repositoryがデータソースとのやり取りを行います。FlutterとDartの観点からも、パッケージの依存関係を整理し、エンジニアが扱いやすい設計を目指しています。今後の実装やテストに関する記事も楽しみですね!
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次に、2つ目の記事は「Webアプリケーションにおけるタイムアウトについて」です。Webアプリケーション開発では「タイムアウト」という概念が非常に重要です。処理が一定時間内に完了しない場合、制御を中止する仕組みです。この設定により、計算資源の無駄遣いを防ぎ、サービスの安定性を確保できます。クライアント側ではリードタイムアウトや接続タイムアウト、サーバー側では処理タイムアウトやセッションタイムアウトの設定が必要です。具体的には、JavaScriptのfetch APIやPythonのrequestsライブラリを使ってタイムアウトを設定できます。タイムアウトの設定は、アプリケーションの全レイヤを考慮する必要があり、適切な設定を行うことでユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。タイムアウトの実装について、しっかり理解していきたいですね!
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3つ目の記事は「Embeddingはコンテキストの保持で精度が上がる」です。この記事では、エンジニアリングにおけるEmbedding技術の改善手法「Late Chunking」を紹介しています。RAGシステムにおいて、長文を分割する際に生じるコンテキストの喪失問題に取り組んでいます。Late Chunkingでは、長文対応のEmbeddingを活用し、トークンごとのベクトルデータを取得、その平均をチャンクのベクトルとして利用します。実験の結果、Late Chunkingを用いた場合に従来の方法よりも若干高い精度が示されました。特に長文やコンテキストが重要な情報で有効であると考えられています。コンテキスト保持の重要性を再認識し、精度向上に向けた新たなアプローチを探ることが求められています。
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4つ目の記事は「useSyncExternalStoreを使った音声状態管理」です。Reactアプリで音声の再生状態を管理する方法について、一般的な手法の比較がされています。音声状態管理には、手動での状態管理や、`useState`を使った管理、`useRef`を使った管理などがありますが、最も信頼性の高い方法として`useSyncExternalStore`が提案されています。このフックを使うことで、外部ストアの状態をReactコンポーネントに同期的に反映させることができ、特に複数のコンポーネント間で状態を一貫して管理しやすくなります。音声状態管理の実装において、`useSyncExternalStore`がシンプルで信頼性の高い方法であると結論づけられています。
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最後に、5つ目の記事は「(React)コンテナー・プレゼンテーションパターンの設計を完全に理解した」です。この記事では、Reactにおけるこのパターンの重要性と実装方法について詳しく解説されています。コンテナーコンポーネントがデータの取得や管理を行い、プレゼンテーションコンポーネントがデータの表示を担当します。この分離によりアプリケーションのロジックと表示が明確に区別され、保守性が向上します。具体的な例を通じて、実際のデータの流れや型の制約についても説明されており、特にTypeScriptを用いた型の厳密な定義が強調されています。コンテナー・プレゼンテーションパターンを利用することで、シンプルで効率的なフロントエンド設計が実現できることが示されています。
それでは、今日の内容を駆け足でおさらいしますね!1つ目はOmiaiのFlutterプロジェクト、2つ目はWebアプリケーションのタイムアウト、3つ目はEmbedding技術、4つ目は音声状態管理、5つ目はコンテナー・プレゼンテーションパターンについてでした。
次回もまたお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。番組の感想もお待ちしています。それでは、素敵な一日をお過ごしください!