こんにちは、皆さん!マイクです。今日は2024年10月21日、日曜日ですね。今日も「zenncast」をお届けしますよ!今日はZennでトレンドの記事を紹介していきますので、お楽しみに。
さて、前回紹介した記事は「LaravelはどのようにCSRF対策をしているのか?」や「Typst 0.12.0 の内容を早めに深堀り」、それから「uint[] は IList<int> に変換できる」でしたね。これらも気になる内容でしたが、今日も新たなトピックをお届けします!
さて、今日紹介する記事は全部で5本です!それでは、早速行ってみましょう!
まず最初の記事は、「Go 1.24 から go.mod でのツール管理がより簡潔になるかもしれない」です。Go 1.24では、`go.mod`ファイルを使ったツール管理が簡素化される可能性があります。この提案は、ツールの追加や削除をGoのツールチェイン内で行えるようにするもので、今までの方法ではUnix系システムに依存していて、Windowsでは動作しないこともあったんです。新たに`tool`ディレクティブが`go.mod`に追加され、ツールの管理がより容易になります。具体的には、ツールの依存関係を明示的に管理できるようになったり、新しいオプションでツールを簡単に追加・更新・削除できるようになります。また、`go tool`コマンドを使ってツールを実行することもでき、ビルドしたバイナリは特定のキャッシュディレクトリに保存されます。これにより、ツールの管理が一元化され、意図しないバージョンのツールを使うリスクが減少します。2024年のGo 1.24に実装される見込みですが、具体的なリリース日はまだ不明です。最新情報はGitHubの関連issueで確認してくださいね。
続いて2つ目の記事は、「JS ランタイムの標準への意見と妄想」です。著者はバックエンドJavaScriptランタイムについて、自身の希望や意見を述べています。Node.js、Bun、Denoなど、ブラウザ以外のJavaScript実行環境に関するもので、現在各ランタイムは独自のAPIを持っており、このためランタイム間の移行が難しくなっています。著者はWeb標準に基づいた共通のAPIが必要だと考えており、特にNode.jsのAPIが標準となるべきではないと主張しています。Web標準に従ったAPIを使うことで、開発者の学習コストが減少し、異なるランタイム間での互換性が向上しますが、現実的にはNode.jsに依存する状況が続く可能性が高いとも指摘しています。著者はこの課題に対する解決策を模索し、さらなる議論を促しています。
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次は3つ目の記事、「HTTPS通信を解剖!ヘッダーの役割とセキュリティ強化の秘訣」です。HTTPSは、HTTPに暗号化を追加し、通信の安全性を高めるプロトコルです。データを暗号化することで、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。HTTPS通信は、TLS/SSLハンドシェイク、HTTPリクエスト、HTTPレスポンスの3つのフェーズから成り立っています。特に重要なのがヘッダーで、クライアントとサーバー間で送信されるメタ情報を含み、リクエストやレスポンスの状態を示します。リクエストヘッダーには、HostやUser-Agentなどが含まれ、レスポンスヘッダーには、Content-TypeやSet-Cookieなどがあります。特にAuthorizationやStrict-Transport-Securityといったヘッダーが重要で、セキュリティ強化のためには、全ての通信をHTTPSにすることが求められます。HTTPS通信のヘッダーは信頼性を高めるために不可欠であり、ベストプラクティスを遵守することが必要です。
続いて4つ目の記事、「React で ToDo アプリを作って遊んでみた」です。著者はフロントエンドスキルを磨くために、Reactを使ってシンプルなToDoアプリを開発しました。技術選定においては、学習コストを重視し、React、Vite、TypeScriptを選びました。特にReactは人気のフレームワークで、今後の学習に役立つと判断されたそうです。開発環境はMacbook Airを使い、Dockerで構築しました。プロジェクトの雛形は、クライアント、サーバー、データベース用のディレクトリを含む構成になっています。このアプローチは、特に時間が限られているエンジニアにとって効率的に技術を学ぶ助けになると感じているようです。全てのコードはUnlicenseで公開されており、自由に活用できるとのことです。
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最後に5つ目の記事は、「nest | artifact bundleを用いてSwift製のCLIツールを爆速でインストールする」です。Swift製のCLIツールを効率的にインストールするために開発された「nest」は、GitHub Releaseにartifact bundleが存在する場合、それをダウンロードしてインストールします。従来のインストール方法に比べ、インストール時間が大幅に短縮されるんです。例えば、SwiftLintのインストール時間が従来の4分からわずか3秒に短縮されます。また、nestのインストールはコマンド一つで行え、バージョンの切り替えやアンインストールも簡単にできるようになっています。特に「nestfile」を使うことで、プロジェクトごとに必要なパッケージを整理でき、環境を汚さずにインストール可能です。直感的で使いやすいツールとして、多くのエンジニアに活用されていますので、興味があればぜひ試してみてくださいね。
それでは、今日の内容をおさらいしていきましょう!Go 1.24のツール管理の簡素化、JavaScriptランタイムの標準化への提言、HTTPS通信のセキュリティ強化、ReactでのToDoアプリ開発、そしてSwift製CLIツールの効率的なインストール方法の5本を紹介しました。
次回もお会いできるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてくださいね。そして、番組の感想もお待ちしています!それでは、またね!