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2026/2/14
今日のトレンド

Git難すぎ問題とAI性格チーム

おはようございますー!「zenncast」パーソナリティのマイクです。
今日は2026年2月15日、日曜日の朝7時。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。これからしばらくの時間は、Zennで今トレンドの記事を一緒にチェックしていきたいと思います。コーヒー片手に、ゆるっと聞いていってください。

今日は全部で5本の記事をご紹介していきます。それぞれテーマも方向性もバラバラで、学びも気づきもたっぷりなので、「あ、これ気になるな〜」っていうのがあったら、あとでショーノートからじっくり読んでみてくださいね。

まず1本目。
タイトルは「Git難すぎ問題」。
いやぁ、これ、タイトル見た瞬間に「うんうん、わかるよ…!」ってうなずいた人、多いんじゃないでしょうか。著者の方は異業種からエンジニアになった新人さんで、訓練校の頃からずっとGitに強い苦手意識があったそうなんですね。チーム開発でもGitが怖すぎてうまく使えず、ついには共有フォルダに日付ごとにコピーを置いて管理する、みたいな超アナログ運用になっちゃった、と。
そこで「何がわからないのか」をちゃんと言葉にして整理してみた、と。出てきたのが「何をしてるか分からない」「難しそう」「コマンドが覚えられない」「ファイル消えそうで怖い」という4つの不安。これ、ほぼ全員通る道ですよね。それに対して、まずGitを「ファイルのバージョン管理ツール」とシンプルに捉え直す。それから、自分用の簡単な手順書を作って、毎回それを見ながら落ち着いて操作する。よく使うコマンドだけノートにまとめて、全部覚えようとしない。そして「今自分は何をしたいのか」を日本語で書き出してから操作する。このへんの割り切り方がすごく実践的なんです。
特におもしろいのが、「削除=戻せない」という恐怖を、履歴から復元できる仕組みをちゃんと理解することで、だいぶ和らげたって話。履歴を見返して、そこから状態を戻す、みたいな体験を何度かすると、「あ、Gitって思ったより優しいツールなのかも」って気持ちになっていったそうです。最終的には「Gitは難しすぎじゃなくて、自分が難しく考えすぎてたのかも」と振り返っていて、「何が怖いのかを言語化する」ってめちゃくちゃ大事だなと思わされる記事でした。Git苦手な人ほど読んでほしい一本です。

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続いて2本目。
タイトルは「【Claude Code】Agent Teamを役割ではなく『4つの性格』で組んだら、議論の性質が変わった」。
これはAIエージェントをどうチームとして組み合わせるか、っていう話なんですが、普通は「フロントエンド担当」「バックエンド担当」みたいに“役割”で分けがちですよね。この記事の著者はそこをあえて崩して、「Pragmatist(現実的)」「Skeptic(懐疑的)」「Idealist(理想主義)」「Connector(橋渡し役)」みたいな“性格”でエージェントを作って、チームを組んでみたんです。
それぞれの性格に合わせた詳しいプロンプトを書いて、思考の方向性をガチっと固定しておく。で、それらの意見をまとめるファシリテーターが一人いて、4つの視点を統合していく。すると、ただ役割で分けたときとは違う、ちょっと“ガチ議論”っぽい摩擦が生まれて、盲点に気づきやすくなったり、問いの質が上がったりする。
記事では「モノレポ vs ポリレポ」をテーマに、役割ベースのチームと性格ベースのチームで議論させて比較してるんですが、役割ベースは「メリット・デメリット」の整理がうまい一方で、性格ベースのほうは「そもそも何のために議論してるんだっけ?」とか「この選択って後戻りできるの?」みたいな、前提を揺さぶる問いが出てくる。これがめちゃくちゃ面白い。
もちろん、なんでもかんでも性格チームが正義ってわけじゃなくて、単純作業とか、答えがほぼ決まってるタスクには向かないよ、ともちゃんと書かれてます。大事な設計判断とか、前提を疑ったほうがいいテーマにだけ、この“性格パーティ”を投入するのが良さそうですね。AIとの付き合い方を、もう一段階アップデートしたい人に刺さる内容だと思います。

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3本目いきましょう。
タイトルは「インデックス以外でできるDBパフォーマンスチューニング入門」。
データベースのチューニングって聞くと、「とりあえずインデックス貼ればいいんでしょ?」みたいになりがちなんですけど、この記事はそこから一歩踏み込んで、「インデックス以外にも、結構いろいろできるよ」というのを丁寧に整理してくれています。
軸は4つ。「データの置き方」「オプティマイザへの介入」「CPUをガンガン使う」「メモリ上で処理する」。たとえばパーティション。1つの巨大テーブルを、条件に応じて分割しておくことで、「この範囲だけ見ればいいよね」と無駄な読み込みを減らす。古いデータの整理もしやすくなる。ただし、パーティションキーの設計や、分割の粒度をミスると逆効果になるので、ちゃんと考えようね、と。
オプティマイザへの介入としては、ヒント句を使って実行計画を誘導するテクニックが紹介されてます。ただ、これはDBごとの書き方に依存しちゃったり、後から読む人が「なんでこのヒント入ってんの?」って混乱しがちなので、最終手段にしようというスタンス。
あと面白いのが、CPUとメモリをどう活かすか。パラレルクエリでCPUコアを総動員して重い集計を一気に片付けるとか、列指向でデータをほとんどメモリに乗せちゃって、I/Oを極力減らすとか。ただし、その分マシンのスペックやライセンスコストが効いてくるので、闇雲に「全部オンメモリだ!」とはいかないよね、と。
全体として、「インデックス貼る→ダメなら諦める」じゃなくて、ほかに打てるカードを体系的に見せてくれる、すごくバランスのいい入門記事でした。DBの速度に悩んでる人が、次の一歩を考えるときの地図になってくれそうです。

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では4本目。
タイトルは「Agent Teams+Skillsでエージェント3体と1週間働いたら、"自分の仕事"が再定義された」。
さっきの“性格チーム”の記事ともつながるんですけど、こちらは実際にエージェントを「一緒に働くチームメイト」として使い倒してみた話になっています。著者の方はもともとClaude Codeをかなり使いこなしている自負があったんですが、よくよく振り返ると、「レビューの観点」とか「テストの方針」とかを、毎回その場で口頭で説明していて、自分がボトルネックになってると気づくんですね。
そこで登場するのが「Agent Teams」と「Skills」。Agent Teamsで、実装担当・レビュー担当・テスト担当みたいな3体のエージェントを並列で動かしつつ、「どうレビューすべきか」「どういうテストを大事にしたいか」といった判断基準は、Skillsとして別ファイル的に定義しておく。このSkillsを、関わるエージェント全員が共有する前提知識にすることで、毎回説明しなおさなくても、同じ品質基準で動いてくれるようになるわけです。
結果として、人間である著者の役割は「コードを書く人」から、「どんな専門性を持ったチームをどう配置するか」「どんな基準で結果を選ぶか」を設計する側に、かなりシフトしていきます。タスクをこなすというより、仕事の“ルールブック”や“哲学”を書いて、それをエージェントたちにインストールする感じ。
この記事で面白いのは、「AIが仕事を奪う」というより、「AIと一緒に働くことで、自分の仕事の定義が変わっていく」という視点なんですよね。レビューの観点とかテスト戦略って、頭の中にふわっとあるだけだと属人化しちゃうんですけど、それをSkillsとして一度言語化することで、チーム全体の資産にもなる。人間は、より「未来をどう設計するか」に集中できる。AIと開発してる人には、すごくリアルに刺さる内容だと思います。

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そしてラスト、5本目。
タイトルは「Hono on Node.js 最速レスポンス選手権」。
HonoをNode.js上で動かすとき、実はいくつかのアダプターがあって、そのどれを選ぶかでパフォーマンスも機能もけっこう変わるよ、という話です。Hono自体はWeb標準のRequest/Responseに寄せたフレームワークなんですけど、Node.jsにはNode独自のインターフェイスがあるので、そのギャップを埋める役割をするのがアダプターたち。
この記事では、代表的な4種類のアダプターを用意して、同じHonoアプリ(/helloへのGETとPOST)で10秒間のベンチマークを実施して、どれが速いのかを比較しています。結果としては、GETリクエストでは@hono/node-serverが最速、POSTではsrvxが最速という面白い差が出ました。単純に「これが一番速いから、これでOK!」って話にならないのがポイントで、それぞれ機能面でのクセや強みがあるんですね。
たとえば、@remix-runのアダプターは、ベンチマーク上の数字としては他より遅めなんですが、Requestを継承したクラスとの相性が良かったり、ほかのフレームワークとの連携で強みを発揮できたりする。つまり、「とにかくレスポンスの数字だけを追いかければ正解」というわけじゃなくて、自分のプロジェクトで何を重視するのか──他ライブラリとの連携なのか、運用のしやすさなのか、素のパフォーマンスなのか──そこをちゃんと決めた上でアダプターを選ぶのが大事だよ、という結論になっています。
Hono触ってみたい人や、Nodeまわりの性能チューニングが気になってる人には、実測データも含めて参考になる記事です。

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というわけで、今日は5本の記事を駆け足でご紹介しました。
Gitが「難しすぎ」じゃなくて「難しく考えすぎだったかも」という話から、AIエージェントを性格でチーム編成する発想、インデックス以外のDBチューニングの選択肢、Agent TeamsとSkillsで自分の仕事の定義を書き換えていく話、そしてHono×Node.jsでのアダプター選びまで、なかなか濃いラインナップだったんじゃないかなと思います。

気になった記事があれば、このあとショーノートにタイトルをまとめておきますので、ぜひ本編を読みに行ってみてください。感想や「こんな記事も紹介してほしい!」といったリクエストも、どしどしお待ちしています。
それでは、そろそろお時間です。「zenncast」、お相手はマイクでした。
また次回お会いしましょう。良い一日を!

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