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2025/9/21
今日のトレンド

CSS仕様書とCloud Run

皆さん、こんばんは!マイクです!今日は2025年9月21日、土曜日ですね。今夜も「zenncast」にお付き合いいただきありがとうございます!今日はZennでトレンドの記事をいくつかご紹介していきますので、お楽しみに!

さて、前回紹介した記事があったんですが、今日はその内容に触れずに進んでしまいます。次に行きましょう。

今日ご紹介する記事の本数は、なんと5本!それでは、早速今日の内容をお届けしますね。

まず最初の記事は「CSS大解剖 1日目: 「仕様書」」です。こちらはCSSの仕様について解説するシリーズの初回で、CSSがどのように標準化され、実装されるかを探る内容です。CSSはW3Cによって標準化され、ブラウザ間の互換性が高まるために仕様書が作成されていますが、実装と仕様の関係は一方向的ではなく、仕様が実装に合わせて修正されることもあります。

CSSのバージョンは「レベル」と呼ばれていて、破壊的変更を意図しないため、バージョンは `1.LEVEL.REVISION` という形式で示されます。現在はLevel 3まで存在し、Level 4はまだ存在しません。CSS3はモジュール化されていて、各モジュールは独立したレベルを持っているため、CSS2.1の記述が依然として有効という点も重要ですね。また、W3Cは各モジュールの安定性を評価する「スナップショット」を毎年発表しています。

Web開発者は、公式定義に含まれない機能があることを注意しなければなりません。これは実装が進んでいるが仕様が追いついていない場合や、従来のCSS定義がモジュール化される過程にあるためです。そして、CSSはHTML以外の文書にも適用可能ですが、実際にはHTMLに近い文書に適用されることが多いです。CSSの理解にはDOMの知識も重要で、CSS3はモジュール化された規格群として現在も進化を続けています。

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次の記事は「C#の理解が10年古い、と言われたのでCloud Runにデプロイしてみた」です。この記事では、最新の.NETを用いてLinux上でのWeb開発を体験し、Cloud Runにデプロイするプロセスを記録しています。著者は、Web系エンジニアが.NETの理解が古いと言われる中、最新技術を学ぶために「TODO管理」アプリを作成しました。

.NETは従来のWindows専用から進化し、Linuxでも本格的に動作するようになりました。現在の.NET Coreや.NET 5以降では、コンテナやサーバーレス環境での開発が容易になり、GCPのCloud Runへのデプロイも可能です。開発環境はVS CodeとDevContainerを使用し、アプリケーションはASP.NET CoreをベースにシンプルなREST APIを実装しました。

デプロイはDockerfileを使って行い、Cloud Runでの運用を確認しました。運用面では、Cloud MonitoringやTraceを活用し、OpenTelemetryを用いてアプリケーションの可観測性を向上させました。著者は.NETのモダンな開発と運用環境が非常に優れていると感じており、今後はF#やAOT機能にも挑戦したいと述べています。

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続いてご紹介する記事は「@hono/mcpでAWS LambdaにリモートMCPサーバを構築する」です。本記事では、軽量なJavaScript向けWebフレームワークHonoを使い、AWS Lambda上にリモートMCPサーバを構築する方法を解説しています。HonoはCloudflare Workers向けに開発されたもので、Node.jsやAWS Lambdaなどの多様な環境で動作します。

まず、シンプルなAPIサーバを構築する手順を示し、CDKを用いてプロジェクトをセットアップします。Honoをインストールし、Lambdaのソースコードを作成し、複数のエンドポイントを設定。CDKを用いてデプロイし、動作確認を行います。次に、@hono/mcpを用いたリモートMCPサーバの構築に移ります。

必要なライブラリを追加でインストールし、MCPツールとして足し算を行う機能を持つサーバを作成します。このサーバは、特定の入力に対して意図的に誤った結果を返します。Honoを使用することで、リモートMCPサーバが簡単に構築できることが強調されており、コードレビューの体験も共有されています。

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次の記事は「Kiro×CodeXで最高のSpec駆動開発を!数時間でWeb3ネイティブなアプリを開発してハッカソンで入賞した話」です。この記事では、著者のハッカソン体験を通じて「Spec駆動開発」について解説しています。この手法は、明確な仕様書を作成し、それに基づいてAIがコードを生成することで、開発のスピードと品質を向上させるものです。

著者は、ETH TokyoのハッカソンでAIエージェント「Kiro」と「CodeX」を利用し、数時間でWeb3ネイティブなゲームアプリを開発しました。Spec駆動開発では、プロジェクトの監督が人間、実装はAIが行うという役割分担が行われ、開発効率を最大化します。明確な仕様書がAIにとって完璧な指示書となり、高品質な成果物が得られました。

Kiroは要件定義や設計書を作成するためのツールで、著者はその設定ファイルを調整し、AIの能力を最大限に引き出しました。最終的に、Mini Pizza Gameというアプリを完成させ、成功体験を通じてAI Coding Agentの可能性を再確認しました。

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最後の記事は「Claudeと歩むAI仕様駆動開発の開発手法」です。Risaによるこの投稿では、ClaudeとMCPサーバーを利用したAI仕様駆動開発の手法が紹介されています。ClaudeDesktopとClaudeCodeを使用し、開発効率を向上させることができます。

初めにClaudeDesktopを起動し、MCPサーバーを追加します。Claudeはアイデアを提案したり、適切な開発言語や技術スタックを選定する質の高い要件定義を支援します。仕様書の作成ではMarkdown形式でドキュメントを生成し、最終的に要件定義書や基本設計書を出力します。

ClaudeCodeを用いた開発環境の構築や、必要なMCPサーバーをインストールする手順が紹介され、出力の精度やアーティファクト機能の便利さが強調されています。Claudeを活用することで、AI駆動開発の質を向上させることができると締めくくられています。

それでは、今日はここまで!今日お伝えした記事を駆け足でおさらいしますと、CSSの仕様について、C#の最新技術、AWS LambdaでのMCPサーバ構築、Spec駆動開発のハッカソン体験、そしてAI仕様駆動開発の手法についてお話ししました。

次回会えるのを楽しみにしています!詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてください。そして、番組の感想もお待ちしています!それでは、また次回お会いしましょう!おやすみなさい!

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