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2026/2/25
今日のトレンド

MarkdownがWeb進化とClaudeの遠隔操作

どうもー、おはようございます。マイクです。「zenncast」第……何回目かはさておき、2026年2月26日、木曜日の朝7時になりました。今日もZennで話題になっているトレンド記事を、ゆるっと楽しく紹介していきます。通勤中のあなたも、これから寝るあなたも、お付き合いよろしくお願いします。

今日はお便りコーナーはお休みして、そのぶんガッツリ記事を紹介していきます。.

さて、今日ご紹介する記事は全部で5本です。開発者向けのワクワクするネタ多めなので、「あとで読むリスト」用に頭の片隅にメモしておいてください。

まず1本目。「そのMarkdown、Webサイトに進化します。」という記事です。タイトルからしてちょっとワクワクしますよね。登場するのは「lobster.js」というブラウザネイティブなMarkdownパーサー。面白いのが、ビルドもnpmもいらず、`<script type="module">`を1行足すだけで動く、っていう割り切り方です。しかもスタイルは一切持たずに、`lbs-*`っていうクラスだけ付けてくれる“CSSファースト”な設計。だから既存のデザインにガッツリ寄せるのも、独自テーマを作るのも自由。構文もかなり攻めていて、`:::warp id`と`[~id]`みたいな記法で「ここで書いたコンテンツを、別の場所に再配置する」とか、「サイレントテーブル」で見えないグリッドを作って2〜3カラムレイアウトにするとか、HTMLを書かずにレイアウト設計ができちゃうんですね。headerやfooter、details、脚注、画像サイズ指定なんかもMarkdown拡張で完結。見出しもあえて`<h1>`じゃなくて`<p class="lbs-heading-N">`で出力して、ページ全体の見出し階層から独立させるという思想もユニークです。LLMがMarkdownを得意としている、という前提をうまく利用していて、「AIにMarkdownを書かせて、そのままWebページ化」「スタイルもAIに書いてもらう」という未来をかなり現実的にしているツールだなぁという印象でした。ドキュメントサイトやブログをMarkdown主体で運営したい人は要チェックの内容です。.

続いて2本目。「Claude Code Remote Controlが登場。ソファでも移動中でも、ローカルセッションをスマホから動かす」という記事です。これは、Claude Codeを普段から使ってる人には刺さるやつですね。Remote Control機能をオンにすると、PC上で動いているClaude Codeのセッションを、そのままスマホや別PCから遠隔操作できるようになります。ポイントは、“あくまで処理はローカルPCで動き続けている”というところ。だから、ローカルのファイルシステムや、MCPサーバー、プロジェクト設定なんかは全部そのまま活かせる。座って作業していた続きが、ソファに移動してスマホからそのまま指示できるとか、電車の中で「さっきのプロジェクト、あの関数だけ直しておいて」と投げるとか、そういう使い方が想定されています。設定も`/config`からRemote Controlを有効にするだけとシンプル。現在はMaxプラン限定のresearch previewで、TeamやEnterpriseではまだ使えない点は注意ですね。セキュリティ的にも、PC側から外向きHTTPSでつなぎに行くので、ポート開放は不要。スマホとのやり取りもTLS暗号化&短命トークンで認証と、なかなかしっかり設計されています。同時接続は1セッションまでで、ターミナルを閉じたらセッションも終了というルールもあるので、「うっかりつなぎっぱなし」も起きにくい。筆者はサードパーティー連携が面倒で敬遠していた派とのことなんですが、公式機能としてこれが来たことで、「育ったローカルのClaude Codeに、スキマ時間でスマホから仕事を任せる」という念願が叶った、という熱量が伝わってくる記事でした。.

3本目、「Claude CodeのSkillsを作成例から徹底理解する」という記事です。これは、Claude Codeを“ただのチャットじゃなくて、ちゃんとした業務用エージェントにしたい人向け”の濃い内容。Skillsという機構を使うと、ローカルのファイルシステム上に「業務マニュアル+ツール一式」をひとまとめにパッケージできるんですね。中心になるのはSKILL.mdというファイルで、フロントマター部分でスキル名や説明、そして「モデルが自動でこのスキルを起動していいかどうか」なんて挙動を制御できます。本文には、自然言語で対話フローやコマンド実行の手順を書いていく。記事では、4つの具体例が出てきます。SharePointからExcelを取得するスキル、ExcelをJSONに変換するスキル、ID指定でメンバー検索をしてJSONで結果を返すスキル、そしてPlaywrightを使ってWikipediaをブラウザ操作で検索するスキル。どれもディレクトリ構成や.envによる設定の外出し、statusフィールド付きJSONでAIとスクリプトが会話する設計など、かなり実務寄りに解説されています。ポイントは、「スクリプト自体はローカルで動く」ので、SharePointや社内サイト、ファイル操作みたいなクラウドAIが苦手な領域も突破できるところ。そして、非エンジニアでも、業務手順をSKILL.mdとして文章で書けば、そこそこ高度なエージェントを作れてしまう、という射程の広さ。社内の“いつも同じこと聞かれる担当者”の頭の中を、スキルとして外出しする、なんて使い方もイメージしやすい内容でした。.

4本目はガラッと変わってツール紹介。「Obsidianは便利なMarkdownエディタじゃない!見落としがちなコアプラグイン4選」という記事です。Obsidian、メモアプリとして入れてるけど“ただのMarkdownエディタ”としてしか使えてない、って人も多いと思うんですが、このコアプラグイン4つを押さえると一気に世界が変わるよ、という話。まず「Bases」。これはYAMLのfrontmatterをもとに、ノートをデータベースみたいに扱えるプラグインです。テーブル表示、リスト表示、カード表示、マップ表示なんかができて、フォーミュラ機能もあるから、タスク管理、読書ログ、プロジェクト管理までかなり本格的にこなせます。次に「Web Viewer」。Obsidianの中でWebページを開いて、広告ブロックしつつ、ページをVaultに保存したり、リーダービューで読みやすくしたり、その横でノートを取りながら調査ができる。ブラウザと行ったり来たりしなくていいのは大きいですよね。3つ目が「Audio Recorder」。ボタンひとつで音声録音して、そのファイルをノートの末尾に埋め込んでくれます。会議の議事録、アイデアメモ、日記代わりに音声ログを残す、なんて使い方が捗ります。最後が「Slides」。ノートを`---`で区切るだけで、そのままスライドショー化してプレゼンできるので、調査メモから社内勉強会の資料まで、Obsidianの中で完結できちゃう。記事では「調査・整理・入力・発表」が全部Obsidianで回るという視点でまとまっていて、Obsidianをいま一度ちゃんと“ナレッジツール”として見直したくなる内容でした。.

そして最後5本目。「Next.jsはもう要らない?次世代フレームワークTanstack Startに入門してみた」という記事です。タイトルはちょっと煽り気味ですが、中身はかなり冷静な比較と整理になっています。TanStack Startは、TanStack Routerを土台にしたViteベースのフルスタックフレームワークで、SSRもSSGもSPAも対応OK。そのうえで、「暗黙より明示」を重視する思想が特徴です。たとえば`routeTree.gen.ts`というファイルに、ルート情報が型として自動生成されるので、ルーティングが型安全になる。ルート名をタイプミスしたら、その場で型エラーとして怒られる、みたいな世界ですね。さらに、loaderの戻り値の型がコンポーネントまで自動的に伝播するので、Next.jsでよくある「型をあちこちに重ね書きする」みたいな手間が減る。`router.invalidate()`でクライアント側からloaderの再実行を促す操作も、かなり直感的だと紹介されています。ただし良いことばかりではなくて、何でも明示的に書くぶんコード量はそれなりに増えるし、初心者には少しハードルが高い。逆に言うと、Next.jsが裏側でこっそりやってくれていた処理を、自分の目でちゃんと見てコントロールしたい人には、すごく勉強になるフレームワークです。筆者の結論としては、「Next.jsはまだまだ必要」。SEOが重要な不特定多数向けサイトならNext.js、ログイン後前提のアプリならVite+React、そして“仕組みを理解してフルコントロールしたい&学びたい”人にはTanStack Start、という棲み分けを提案しています。「Next.jsいらない!」ではなく、「TanStack Startはマニュアル車としての価値がある」という落ち着いた着地がいいですね。.

というわけで、今日のzenncastは、MarkdownをそのままWebに変えるlobster.jsのお話、Claude CodeのRemote Control機能でソファからでもローカル環境を動かせる話、Skillsで業務マニュアルをエージェント化する話、Obsidianの見落としがちな4つのコアプラグイン、そしてTanStack StartでNext.jsとどう付き合っていくかという話、この5本を駆け足でお届けしました。気になった記事があれば、詳しい内容は番組のショーノートにまとめていますので、あとでゆっくりチェックしてみてください。

この番組「zenncast」では、感想や「こんなテーマ取り上げてほしい」といったリクエストもいつでも募集中です。「このツール使ってみたよ」とか、「ここがよく分からなかった」みたいな率直な声も大歓迎です。

それでは、そろそろお別れの時間です。今日も良い一日をお過ごしください。お相手はマイクでした。また次回、お会いしましょう。バイバーイ。

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