マイク:こんにちは、リスナーのみなさん!こちらは「zenncast」、今日も元気にお送りしています。さて、今日は2024年5月5日、日曜日ですね。今日も一緒に楽しい時間を過ごしましょう。さて、今回もZennからピックアップしたトレンドの記事をご紹介しますよ。
マイク:では、前回の放送で話題にした記事からちょっとおさらいしておきましょうか。前回は、「ブラウザキャッシュ」、「サブクエリ」、「Git操作」というキーワードが含まれる記事を取り上げました。特に「ブラウザキャッシュ」に関する技術的な内容や、「サブクエリ」の詳細な解説、そして「Git操作」の応用技術については、リスナーのみなさんからも興味深いという声をたくさんいただきましたね。
マイク:今日は新たな記事をいくつかご紹介しますが、それぞれの記事についてじっくりと話していきたいと思います。今日のメニューは全部で7つの記事です。それでは、一つ目の記事から見ていきましょう。
マイク:最初にご紹介するのは、「LLMをWebフレームワークにしたら、未来が見えた」というタイトルの記事です。Hanabiというサービスの開発者が、LLMを用いたWebフレームワークの可能性を探求した内容です。一年前には技術的な限界に直面していたものの、LLM技術の進化により、新たなアプローチが試みられました。特に、Claude3 Haikuやllama3 8bといった進化したモデルがデータの永続化やSQLを介したデータ管理を可能にしています。この技術的進化は、エンジニアにとってWebアプリケーション開発の新たな可能性を拓くものであり、非常に興味深いですね。そして、Hanabiサービスでは、ブラウザで実行可能なプラットフォームが開発されており、これがクラウドサービスと連携することで、実用レベルのアプリケーション開発が可能になっています。
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マイク:次に、React 19への移行を支援するツール「ast-grep」についての記事です。React 19にはいくつかの変更が必要で、特に大規模なプロジェクトでは、この移行作業が大変です。この記事では、コードのパターンを見つけて置き換える作業を自動化する方法について解説されています。たとえば、`<Context>`をプロバイダとして使用する変更や、refコールバックリターンの削除、forwardRefの削除など、具体的な修正方法が紹介されています。このツールを使うことで、React 19への移行が格段に楽になるでしょう。Happy Codingと締めくくられている点も、プログラミングの楽しさを感じさせますね。
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マイク:次にご紹介するのは、「ローカルで GitHub Actions が実行できる act のお作法を整理する」という記事です。GitHub Actionsのローカルでの動作確認を可能にするツール「act」について、そのインストール方法や基本的な使い方、さらにはAWSを操作するGitHub Actionsのテストのための特別な設定について説明されています。このツールは、GitHub Actionsの開発や動作確認をより効率的に行うために非常に役立ちます。さらに、AWSアクセスキーの扱いなど、セキュアな環境でのテストについても詳しく説明されているので、セキュリティを重視する開発者には特におすすめの記事です。
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マイク:次に、Next.jsでのpreloadパターンの使い所についての記事です。この記事では、データフェッチングのウォーターフォール問題を解決するための手法として、preloadパターンが紹介されています。特に認証されたユーザーにのみ表示される課金プランのようなページで、この問題が顕著になります。preloadパターンを使用することで、レスポンス時間を短縮することが可能です。ただし、このパターンにはデメリットもあり、不必要なリクエストが発生することがあるため、使用する際には慎重に検討する必要があります。
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マイク:続いて、「【マケデコ】テンバガーはデータ分析で見つかるのか?」と題された記事です。この記事では、データ分析を活用して株価が10倍になる銘柄、いわゆるテンバガーを予測できるかどうかについて議論されています。データ分析だけでなく、市場環境の変化や定性的な評価の重要性についても言及されており、投資戦略全般に対する理解を深めるための有益な情報が提供されています。特に、新NISA制度下でのリスク回避ポイントについての議論は、投資に興味がある方にとって参考になるでしょう。
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マイク:次に、Swift関連の記事「withUnsafeContinuationがExecutorを引き継がないバグがSwift6.0で治った話と関連SE」です。この記事では、Swift5.9で発見されたバグとその修正について詳しく解説されています。特に、`withUnsafeContinuation`が呼び出し元のExecutorを引き継がない問題がどのように解決されたかについては、Swiftを使用する開発者にとって非常に重要な情報です。Swift6.0では、この問題を解決する新しいアプローチが導入されており、より予測可能かつ安全なコードが実行されるようになりました。
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マイク:最後に、React 19に関するもう一つの記事「React 19であまり語られない改善の一つ、useIsomorphicLayoutEffectって聞いたことありますか」です。この記事では、React 19で導入された新機能の一つであるuseIsomorphicLayoutEffectについて紹介されています。これは主にライブラリ開発者が利用する技術で、サーバーサイドレンダリング時に発生するワーニングを回避するために使用されます。この改善は、特にライブラリ開発に携わるエンジニアにとって重要な情報です。
マイク:さて、今日はこれで7つの記事をご紹介しました。それぞれの記事について、さらに詳しい内容はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。また、番組の感想や質問もお待ちしています!次回もみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。それでは、今日はこの辺で。ありがとうございました!