こんにちは、皆さん!ここは「zenncast」、今日も元気なマイクがお送りします!今日は2024年5月13日、月曜日です。さて今日も、Zennで話題の最新記事をご紹介していきますよ!
前回の放送では、"TSKaigi 2024"、"TypeScriptとGraphQL"、"生成AI"について触れましたね。特に、TypeScriptとGraphQLでの型安全なAPI実装については、多くの技術者にとって参考になったのではないでしょうか。
お便りコーナーです!うどんさんからお便りいただいています。「マイクさんこんにちは、いつも楽しくきいています。ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、マイクさんはゴールデンウィークは何をしていましたか?」というメッセージをいただいてます。うどんさん、お便りありがとうございます!ゴールデンウィークはね、ちょっとだけ近場で自然を楽しんできましたよ。やっぱり新緑の季節は気持ちがいいですね!
それでは今日紹介する記事ですが、全部で5つの記事をご紹介します。それぞれの記事で最新のテクノロジーについて深く掘り下げていきますので、お楽しみに!
まずは「WebAssembly所感」です。WebAssembly、略してWasmは、ウェブとネイティブアプリケーションの橋渡しを目的とした技術です。これは、C/C++などの言語からコンパイル可能なターゲットとして設計されており、サンドボックス環境での実行や、特定のCPUアーキテクチャに依存しない点が特徴です。また、WasmはJavaScriptやasm.jsと比べてよりコンパクトなバイナリフォーマットを有し、既存のJavaScript処理系と独立した仕様策定が可能です。非常に興味深い技術で、その実行効率と安全性が注目されていますね。
次に、「GitHub Actions入門」です。GitHub Actionsは、GitHubが提供する自動化ツールで、リポジトリに特定のYAMLファイルを配置することで、指定したイベントが発生した時にスクリプトを実行することができます。特にCI/CDの実現に役立ち、ビルド、テスト、デプロイなどの自動化を支援します。これにより、開発の効率化が図られ、より高品質なソフトウェアの提供が可能になります。
そして、「Riverpod Generatorに対応したページング高速実装の仕組みを作ってみた」です。この記事では、Riverpodを用いたページング対応の画面実装において、新しいアプローチを紹介しています。具体的には、カーソルベースのページング実装の簡略化を図る`riverpod_paging_utils`というパッケージが開発されました。これにより、開発者はページング機能の実装において、ローディング状態の管理やエラーハンドリングといった煩雑な処理を簡単に実装できるようになるそうです。
続いて、「クラウドでもsuが出来る! GCPにPAM(特権管理)がついに登場」です。クラウド環境での権限管理は大きな課題でしたが、GCPネイティブのPrivileged Access Manager、略してPAMが登場しました。これにより、Just-In-Timeアクセス、承認フロー、監査ログなど、特権管理に必要な機能が提供され、クラウドリソースの管理がより安全になります。
最後に、「[Rust] 静的ディスパッチ(Enum)と動的ディスパッチ(dyn Trait)はどちらが速いのか?」です。Rustにおけるポリモーフィズムを実現する二つの手法、Enum(静的ディスパッチ)とdyn Trait(動的ディスパッチ)のパフォーマンスを比較した実験の結果、Enumの方が約2倍速いことが示されました。しかし、どちらの手法も非常に高速で、実装の複雑性や拡張性など、さまざまな要因を考慮する必要があるとのことです。
さて、今日はこれでおしまいですが、今日紹介した記事の詳細はショーノートに書いてありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。次回も、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!番組への感想もお待ちしていますよ!それでは、またお会いしましょう!さようなら!